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「三人目!セラータ・ファミリーの次期首領にして1年生唯一の成人女性!煙草はみんなの前で吸わないでね。宵蔵帝夜!!」
「大阪のイケメン宵蔵帝夜でっす。とても言えへんけど親が訳ありだったりする」
「そーなの?今度調べるね」
「やめてクレメンス」
ジュッと吸殻入れに煙草を押し付け、本気で止めにかかった。宵蔵曰く、それほどマズいのだが、別に知られて困るほどでもないらしい。
「最後はこの人!盛岡に出るまで4時間もかかる田舎町から上京したカントリー娘!釘崎野薔薇!!相棒は金槌と五寸釘……」
「ちょっと!!もっとマシな紹介ないわけ!?」
机が強く叩かれ、ガシャンと皿が揺れる。五条の紹介は釘崎嬢のお気に召さなかったらしい。
「自分でしたら?」
「チッ。んんッ、プロポーションには絶対の自信あり!モデル事務所などの人達、スカウトに来てもいいわよ?連絡先は……ってちょっと待って。
なんで私の紹介が最後なのよ!?入った順は確かに虎杖の方が先だけど、帝夜姉と一緒に入ってるし、入学が決まったのは私の方が断然先なはずでしょ!?」
「でもぉ、今日は入った順だからぁ」
釘崎の言い分を五条はゆるリプのごとき緩さで返した。もはや面倒くさそうに3人はそれを眺めている。そろそろビフテキも冷め始めてしまいそうだ。
「他に何順があるのよ」
「えー?いろいろあるよー?五十音順とか、背の順とか、呪力順とか、視力順とか、寝起きが悪い順とか、ギャグセンス高い順とか、むしろ寒い順とか?食べるの速い……」
「あーもういい!!とにかく、私が1番目にくる順番でもっかい最初から紹介して!」
「え、やだぁ、めんどくさい」
「めんどくさいことやんのが教師の仕事でしょ!?ほら、早くやって!!」
めんどくさがる五条も五条だが、釘崎の教師に対するイメージはどうなっているのだろう。こうしている間にも、ビフテキは冷めていくのだ。
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柳(プロフ) - よう、レオン久しぶりだなぁ。元気にしてたか?無理すんなよbyレオンパパ&主 (2021年2月15日 18時) (レス) id: b155e22954 (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望:我妻さん(プロフ) - 柳さん» 「逆に聞くけどよ、俺がみっくんをやると思うか?みっくんは俺の旦那なンだよ」 (2021年2月15日 3時) (レス) id: 590a3884b3 (このIDを非表示/違反報告)
柳(プロフ) - みっくんを旦那に貰おうと思ってます。よろしいでしょうか?(レオン君の反応見てぇ…) (2021年2月15日 0時) (レス) id: b155e22954 (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望:我妻さん(プロフ) - 柳さん» 「母さんが嫁になってくれるかは柳ちゃんが一番よくわかっとると思うで?」「僕はかまわないけど……ねぇ?」「な、父さん」 (2021年2月14日 1時) (レス) id: 590a3884b3 (このIDを非表示/違反報告)
柳(プロフ) - レオン君を嫁にしたいんですけどいいですか?(((( (2021年2月14日 0時) (レス) id: b155e22954 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:匿名希望:我妻さん | 作成日時:2021年1月23日 23時