鉄骨娘と正直女 ページ1
「一年がたった4人って少な過ぎねぇ?」
原宿駅前でアイスをかじりながら虎杖が言った。彼はなんやかんやあって両面宿儺の指を食べ、執行猶予付の秘匿死刑が決まっている。
「じゃあオマエ、今まで呪いが見えるなんて奴会ったことあるか?」
聞き返したのは伏黒。式神使いで、唯一最初から入学している。なんやかんやあって先日死にかけていた。
「……ねぇな」
「それだけ少数派(マイノリティ)なんだよ。呪術師は」
「っていうか、俺が4人目って言ってなかった?」
「入学は随分前に決まってたらしいぞ。こういう学校だしな、何かしら事情があんだろ」
「おまたせー」
レジ袋片手に五条が現れた。なんやかんやあって両面宿儺が受肉してしまった虎杖の秘匿死刑に執行猶予を付けた張本人だ。
「おっ、制服間に合ったんだね」
「おうっピッタシ。でも伏黒と微妙に違ぇんだな、パーカーついてるし」
「制服は希望があれば色々いじって貰えるからね」
「え、俺そんな希望出してねぇけど」
「そりゃ僕が勝手にカスタム頼んだもん」
五条、お前という奴は。虎杖は無言で靴と同色の赤いパーカーを引っ張り見つめる。別に邪魔にはならなさそうだし、肌触りも良い。
「ま、いいか気に入ってるし」
「気をつけろ。五条先生こういうところあるぞ」
3人は歩き始めた。ガヤガヤと大勢の歩行者で賑わう原宿の街は、人がゴミのようだ、というムスカ大佐の言葉がよく似合う。
「それよりなんで原宿集合なんですか?」
「本人、というか片方がここがいいって」
「アレ食いたい!!ポップコーン!!」
虎杖はポップコーン店を見つけ、50mを3秒で走るその足で買いに行ってしまった。他の店にまで行ってしまい、2人は虎杖を追うハメに。
追い付いたその時、呪術高等専門学校の制服を着た女2人の姿が目の前にあった。
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柳(プロフ) - よう、レオン久しぶりだなぁ。元気にしてたか?無理すんなよbyレオンパパ&主 (2021年2月15日 18時) (レス) id: b155e22954 (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望:我妻さん(プロフ) - 柳さん» 「逆に聞くけどよ、俺がみっくんをやると思うか?みっくんは俺の旦那なンだよ」 (2021年2月15日 3時) (レス) id: 590a3884b3 (このIDを非表示/違反報告)
柳(プロフ) - みっくんを旦那に貰おうと思ってます。よろしいでしょうか?(レオン君の反応見てぇ…) (2021年2月15日 0時) (レス) id: b155e22954 (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望:我妻さん(プロフ) - 柳さん» 「母さんが嫁になってくれるかは柳ちゃんが一番よくわかっとると思うで?」「僕はかまわないけど……ねぇ?」「な、父さん」 (2021年2月14日 1時) (レス) id: 590a3884b3 (このIDを非表示/違反報告)
柳(プロフ) - レオン君を嫁にしたいんですけどいいですか?(((( (2021年2月14日 0時) (レス) id: b155e22954 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:匿名希望:我妻さん | 作成日時:2021年1月23日 23時