22話 ページ22
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「おい、起きろA。お前、書類作り終えて無いだろ」
「書類」と言う単語に飛び起きたが、デコピンをされ、再び額を押さえて倒れ込んだ。
「ごめんなさい!」
「謝って済むなら呪術師いらねーんだよ」
なんて叱られるが、大して怒ってないのだろう。そんな緊急な書類なら、眠りこけた私を態々ソファーに運びやしない。叩き起こされていただろう。
「そもそも、それは貴方の仕事でしょう」
丸めた書類でポコポコ殴られていれば、私を庇うの言葉が聞こえてきた。
「よぉ、任務終えるの早かったな。身体鈍って、もっとかかると思った」
「そう思ってたわりに、初日から人使いが荒いんですよ」
「.....七海さん、ですか?」
七三分けに整えられた髪の毛、大人の雰囲気を出すお洒落なスーツ。開いた口が塞がらない私に「お久しぶりです」と目を細めた。
「数日前に復帰しました。改めまして、よろしくお願いします」
情報が完結しない
これが無量空処か──、
なんて思ったが、バカな私は理解しようとすることを止め、脊髄反射で五条さんの胸ぐらを掴んだ。
「五条さん、どうして教えてくれなかったんですか!」
「地球温暖化を解決するためだよ」
「意味わかりません!」
「僕が最高のセッティングを考えてたのになぁ〜」
溜め息をついた彼は、「しょうがないから、二人きりにしてあげるよ。優しい先輩に感謝しろよ」と、私の手を振りほどいて部屋を出ていった。
ラッキーアイテム
メダカ
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すず(プロフ) - 森さん» うわぁぁ!!本当ですか⁉駄菓子屋の回し者では無いですが、嬉しいです!あのお菓子、美味しいですよね✨ (2022年4月27日 7時) (レス) id: 554f25270f (このIDを非表示/違反報告)
森 - 2コメ目失礼します❗私、これが好きで駄菓子屋行って飴とガム付いてるお菓子買ってきました!美味しかったです❗(?) (2022年4月27日 0時) (レス) id: d826e852a9 (このIDを非表示/違反報告)
すず(プロフ) - 森さん» コメントありがとうございます!イケメンに餌付けされるなんて本望ですよね。秒で飼い慣らされる自信があります笑 (2022年2月25日 6時) (レス) id: 3f5a9a1159 (このIDを非表示/違反報告)
森 - ナナミンに餌付けされるなら本望でs(( (2022年2月25日 0時) (レス) @page2 id: d826e852a9 (このIDを非表示/違反報告)
すず(プロフ) - おふさん» おふさん!!こっちも見てくれたんですか!?嬉しすぎます、ありがとうございます!! (2022年2月8日 22時) (レス) id: 6a8f9b8946 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:すず | 作者ホームページ:https://plus.fm-p.jp/u/chirin_rin_rin
作成日時:2021年4月23日 18時