私を輝かせる要素｡2【KZ】

TwentyOne ページ24

Version 黒木
￣￣￣￣￣￣
ピーンポーン


久しぶりの若武宅のインターホンを押す

島崎：はい？

黒木：すみません、ご無沙汰しております。黒木です



中に入ると若武がいた

若武：よっ！久しぶり。悪いな、呼び出して。

黒木：いや、大丈夫だ。他は？まだか？

若武：そう、お前が一番乗り。じきに来るかな。


ほどなくして、書斎に全メンバーが集まった

いや訂正しよう。

アーヤ以外のメンバーだ


若武：皆久しぶりだな、こうして集まるのも。元気だったか？

小塚：元気だったよ

上杉：お前も相変わらず元気そう。

七鬼：それは言えてるな

皆学校こそは同じだが、滅多に会うことはない


俺も周りを見て懐かしさを感じていると、美門がずっと黙っていることに気づいた

黒木：どうした？美門？

俺が呼びかけるとハッとしたようにこっちを見た

そして１つ頷いて話し始める






美門：俺、芸能界に復帰しようと思ってる。




前置きもないその発言に驚いた

しかし、美門の才能を考えると復帰も当然だ

上杉：急だな、報告が。

小塚：ほんと、びっくりした

七鬼：良かったじゃん、おめでと。

黒木：頑張れよ。


全員が声を掛けるが、今度は若武が黙り込んだ

上杉もその様子を見て言葉を投げる


上杉：何だ若武。お前まだ芸能界に未練あんのか？



若武：いや、そうじゃない。今回集合かけたのも芸能界、というかアーヤに関係することなんだ。


アーヤ…？

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