【あんスタ】*スイーツ少女と大食い騎士の気まぐれ日記*【司×女主】 (ページ2)

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1日目** ページ2

(スイーツ少女目線)**

誰にでも苦手な人の1人でもいるだろう。
無論、私にもすごく苦手な後輩がいる。

「sweets先輩いますか！？」
突然ガラッと扉が空いた。そこには赤髪の少年がいた。
誰がスイーツ先輩だ、とツッコミたくもなったがツッコんだら負けだと思ったのでツッコまずにスルーして私はホイップをのせ始めた。
「今日はshortcakeですか！Marvelous！今日もとても美味しそうですね！」
スルーされたの気付いてたのかな？と耳を疑うくらいハイテンションなその少年はキラキラした目でショートケーキを見ていた。
この英語の発音Amazingボーイは朱桜司。Knightsの唯一の1年生で今注目のアイドルだ。
彼は甘いものがすごく好きで、パティシエであるわたしは彼と出会ってしまったのが運の尽きだった。
たまたま家庭科室で出会ってしまった次の日から彼は事ある事に私のところに来て「sweetsをください！」とせがむようになった。それが何日も何日も続いて今では事情を知らないクラスメイトから私は彼と付き合ってるんではなんていう変な噂を流され私は今すごく困っている。
「sweets先輩、今日もくれますよね？むしろ司のために作ったんですよね？」
なわけないだろと言い返したくもなったがこのキラキラした目で見られるとなんとも言えなくなってしまうのだ。
結局今日も彼はケーキをたらふく食べて帰って行った。

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ショートケーキ→実は日本独自のケーキです。イギリスに元々あった『short cake』の生地(short)をサクサクした(ショートケーキの語源)ビスケット状の硬いものから柔らかなスポンジにおきかえるなどし、他にもアレンジが施され私たちが今知るショートケーキになりました。それを行ったのは不○家だという説が有力。