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「作詞者、花村想太？」
「そ。それが俺の仕事」
あるホテルの一室
行為を終え、お互い帰り支度をする
あ、一緒にいる女っていっても
彼女とかじゃなくて
全く知らないヤツ
現に、あっちも今の今まで俺の名前知らなかったわけだし
「へ〜
この歌とか、書いてるんだ
結構歌だしてるね？」
「まぁ、な。」
「作詞界のプリンス、偏差値75以上、若手の期待
だって！！ただの男だと思ってたけど、
ウィキペディアもあるんだね」
そういって
俺の名前で検索して
たまたま目に留まった記事を読み上げていく
こいつは・・・
「ユミだったっけ？
あんたのことで詩書くから」
「え、書いてくれるの？？」
「おう、だから・・・
ちょっと情報収集」
そういって、ベッドにそいつを押し倒して
唇を奪った
これくらいで顔を赤く染めるオンナは
単純で
バカみたいだ
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作者名：みどりまん
| 作成日時：2018年2月24日 17時
