【黒バス】黄瀬涼太の姉は女子最強『華の四皇』の1人

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笠松side



試合開始し、ジャンプボールを制したのは海常。


笠松「よし1本！決めてく....っ?!」


攻撃体制を整えようとゆっくりドリブルをしていた俺の手にバウンドしたボールは戻ってこなかった。


笠松「なっ？！」


カットされた…？！いつの間に！
振り返ると俺からボールを奪った11番が見える。

俺は追いついて守りの態勢に入った。



火神「うおぉぉおお！！！」


11番(こいつ)、最初からパスするつもりで遅く…？！


パスを出され、後から走ってきた10番がダンクを決めた…。
海常高校の監督と選手たちは呆然としていた。


火神「よっしゃーーーー！………あ……」


ダンクを決めた奴の手にはボードから無残に引き剥がされたリング。


「 「うお？！ゴールぶっ壊しやがったー？！」」


笠松「信じらんねー…」


リコ「すみませんでした！」

相手の女監督(?)が竹内監督に頭を下げてる。


黒「すみません、ゴール壊しちゃいました。
これじゃ試合にならないので、全面側のコート使わせてもらえないですか？」


俺からボールをカットした誠凛の11番、沸騰寸前の竹内監督になんか言ってる。


黄瀬「ぷっ！あははははは！」

黄瀬…お前。何、隣で笑ってんだよ。
こいつら、頭おかしいんじゃねぇの…？



.


.





『ふふっ。竹内先生のあんな顔初めて見たわ。
本当、テツヤってば面白いんだから』


私は下の部員たちに気づかれないように必死に笑いを堪える。



黄瀬「さーて。じゃ、俺の出番っすかね〜」

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