【黒バス】黄瀬涼太の姉は女子最強『華の四皇』の1人

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涼春side



私は涼太、笠松さんと別れ、真太郎を探しに秀徳の控室の前にいた。


『やっぱり試合終わった後だし、どこかで待ってた方がいいよね…』


まだ試合が終わって時間も経っていない選手たちに会うのは気が引け、一度観客席に戻ろうとすると控室の扉が開く。



宮地「おお、涼春じゃねぇか。どーしたんだ？」

大坪「え？…涼春って黄瀬か？」


宮地さんと大坪さんが出てきて、扉の前にいた私に声をかけてくれた。


『宮地さん、大坪さん、お久しぶりです。試合お疲れ様でした。
あの、真太郎いますか？』

大坪「ありがとな。真太郎って…緑間か？？」


『はい。』


宮地「あいつなら控室でミーティングが終わるなりさっさと出て行ったぞ。
…ってか、あいつとどうゆう関係なんだ？？」


『そうでしたか。真太郎とは恋人、です。』


宮地「は？？？？？」

大坪「涼春と緑間が…か？？？」


『はい…、お話ししてませんでしたっけ？』



宮地「まじかよ…、お前彼氏いないと思ってたぜ。
しかもその彼氏が緑間とか、まじかよ…。」



大坪「宮地…お前本音が出てる。」


『あはは…』


高尾「宮地さんも大坪さん〜！さっきから誰と話してるんすか？

…って、え？！suzuhaっ？！？！」



『高尾和成くん、よね？初めまして、真太郎がいつもお世話になってます。』

高尾「あ、どうも…。え、真太郎？え？」

宮地「こいつ緑間の彼女…。」


宮地さんが不機嫌そうに言った。




高尾「うわ、まじすか。緑間も隅に置けないっすね〜」

『高尾くん、真太郎どこ行ったか知ってる？？』

高尾「ん〜荷物置いて行ったから会場内にはいると思うんすけど。すんません、ちょっとわかんねっす…」

『ううん、ありがとう。
大坪さん、今日はもうこれで解散なんですか？』


大坪「ああ、そうだな。ミーティングもしたしな」



『そうですか。じゃあ、私これで失礼しますね。
ごめんなさい、試合終わったばかりなのにお邪魔してしまって』

大坪「いや、いいんだよ。
緑間見つけたら各自解散だってこと伝えてくれるか？」


『わかりました。皆さんお疲れ様でした』



………




大坪「宮地、残念だったな…(笑)」

大坪は慰めるように宮地の肩に手を回す。

宮地「……うるせぇよ」

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