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side F


北山は起きてからもずっと目を気にしている
それでも仕事は完璧にこなし、今日は解散になった

メンバーもみんな帰り静かになった楽屋
北山はスタッフと少し打ち合わせがあるらしくまだ残っている
テーブルでスタッフを待つ北山に静かに話しかけた

F「目、大丈夫?」
Ki「!?!?」

俺に話しかけられると思っていなかったらしくかなり驚いている

Ki「おまっ!!急に話しかけるなよ!」
F「だって誰もいないしいいじゃん」
Ki「そうだけど...ここ楽屋だし...」

そういう問題じゃない的なことをグチグチ言いながら回りを見渡している

F「もうみんな帰ったらからいないよ?」
Ki「そうだけど...これからスタッフさんが来る予定だし...」
F「北山はいっつも回りをきにするんだから!」
Ki「それは...」
F「俺とは話したくないの?」
Ki「そ!そんなことい!!」
F「じゃぁいいじゃん」

言いながら北山の前のイスに座った
俺も約束を忘れてるわけではないので、もしスタッフさんが来ても言い訳できる距離感

F「で?話しは逸れちゃったんだけど...目の調子そんなに悪いの?」

北山は徐に右目を隠したり左目を隠したりを繰り返し始めた

F「はい?急に何やってるの?」
Ki「さっき、横尾さんにブランケット借りたじゃん?」
F「うん、暖かそうなやつね」
Ki「そうそう!そのまま横になってスマホを弄ってたんだけど...右目を下にして横になってたから右目が隠れたのよ...そしたらスマホの文字が読みづらくなっちゃって...」
F「?読みづらい?片目だからじゃなくて?」
Ki「読みづらいって言うか...読めない....みたいな?」
F「!?!?」
Ki「いや!たぶん疲れてたんだと思うんだ!」

手をブンブン振ってそんなに酷くはないって言う北山

F「で?今も見えづらいの?」
Ki「.....うん...」
F「!!!病院行け!!」
Ki「いや...たぶん疲れてて目が霞んでんだよ!そのくらいで病院はちょっと...」
F「でも目は大事だからね!!」
Ki「それは...分かってる...でも数日ちょっと様子見てみるから」

北山はわざわざ病院に行くほどではないって言うけど心配だ...
もっと言いたいことは色々あったけどスタッフさんが来てしまった
スタッフさんは俺たち2人だけだったことに驚いていたけど何事もないかのように俺は帰った

その日から北山を今まで以上に注意深く見ようと心決めた

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藤北ラブ(プロフ) - 続きが見たいです!更新お願いします。 (2022年1月20日 23時) (レス) @page5 id: 2f93b320f2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:宏邑 | 作成日時:2021年2月1日 19時

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