鬼さんこちら、手のなる方へ。

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今度は6なのかなー。
遺体の隣に書いてある数字は。

そんなこと、考える。
スーパーに来て格安の品物を見ながら。



あ、ニンジンやっす。
買っとかなきゃ。





仲良かった友達も
ほとんど今は結婚して子供も産んで会う時間ないし、
宏光は警察で大変な職業に就いて会えないし、

日に日に私。
周りから友達が消えつつある。



もしかしたら。
私の同級生とか顔見知りの人も
今の連続殺人事件に・・・





ダメだ！！
何考えてんの、私・・・

「こんにちはっ！」

「っっキャーーーー…！！」









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変なこと考えてたあまり、
いきなりなことにビックリして
耳を塞ぎながらしゃがみこんだ。





何・・・
何事なの・・・





あのーって、申し訳なさそうに
肩をトントンする方を見たら

今日あったばっかの玉森さんの姿だった。






「・・・・・・あ、、、」




もう腰も抜けて
なんだ、お前かよ。って口が滑って言いそうになる。


玉森さんは
まさか私がこんなにも大きな声を出すとは思ってなくて
驚いた表情と謝りの表情になってる。



いや、私が一番びっくりしたんだけどね(笑)








「あ、の・・・いや。
す、すいません…っ、びっくりさせちゃって。。。」


「え、・・・あっ
あーいいんです(笑)
ちょっと色々とありまして。
すいません…(笑)私こそ」




いや、でもあんないきなりこんにちは！って
肩叩かれると誰だってびっくりするって。。。









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