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「辛いことでもあった？」
私の頭上で
玉森くんの声が響き渡る。
落ち着いた低いトーンで
優しい口調。
このまま彼の中で
目覚めることなく眠りたい…。
消えることのない温もりとともに。
「なんか・・・・・・
疲れちゃっただけ(笑)
辛いっていうか。
もう。疲れたの。」
じゃあ〜って
私に回している腕をすりすり背中、擦ってきて…。
「こうしたら疲れとれるよ？」
冗談でなのか
本気でなのか分からなかったけど
私は彼のその必死さに
凄く嬉しかった。
「ありがとう(笑)」
「遠慮しないでね。俺には。
悲しいなら泣いて、嬉しかったら喜んで…。
そんな自然なAさんが、俺は好きだよ？」
ってまたそうやって
泣かせるようなこと言うから
涙精一杯我慢して唇ぎゅって噛みしめた。
好きだよ？…なんて言葉に
どう返していいか分からず、彼の腕からそっと離れる。
「・・・・・・・・・もう帰ろうかな？」
「うん。」
「カレー美味しかったよ！ごちそうさまでした〜」
「次は何教えてくれる？」
「次ー？」
「ハンバーグがいいな〜」
「うん、いいよ(笑)」
「じゃあ絶対ね。
嘘ついたら針千本だから(笑)」
「分かった(笑)」
痛いくらいの優しさ・・・。
私にはもったいなさ過ぎて
玉森くんに頭をなでてもらっている時
罪悪感が沸いてきた、っていうか……。
なんか状況的に慣れてなかったから
このままどうなるのか少し怖い気持ちもあって
逃げてきちゃった。
それでも
ふふ(笑)って色白の肌としわのある笑みで笑う玉森くんは
前よりも、強く私の心に色づけた。
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まい(プロフ) - 涼風さん» いえいえそんな！！！ 私の理解が間違っていたのかな、と、ただ単純に疑問だったもので(^^; (2017年2月19日 12時) (
レス) id: c0cbd85b83 (このIDを非表示/違反報告)
涼風(プロフ) - まいさん» 本当ですね…（・□・；）わざわざコメントありがとうございます。私としたことが……。申し訳ないです。編集しときました。 (2017年2月19日 12時) (レス) id: 93533482e6 (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - 41話→40話の間違いでした^^; (2017年2月19日 10時) (レス) id: c0cbd85b83 (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - こんにちは！いつも読ませてもらっています。34話での裕太くんとのやりとりは、LINEではないんですか？41話で、｢LINE交換していない｣とあって、疑問に思ったもので… (2017年2月19日 10時) (レス) id: c0cbd85b83 (このIDを非表示/違反報告)
涼風(プロフ) - ミカさん» 今回みんなキャラが個性的なので少し難しいって言うのは一理あったりします(笑)私が伝えたいのが上手く皆さんに伝わってればいいのですが、作者側になると本当に分からないですよね〜…。 (2017年2月11日 0時) (レス) id: 93533482e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：涼風
| 作成日時：2017年1月9日 16時
