鬼さんこちら、手のなる方へ。

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とりあえず今は
笑ってその場しのぎするしかない。


なるべく裕太君の反応見えない様に
顔を背けた。





「裕太君もお休み？」


「まぁ、うん！(笑)
あ、そういえばこの前はありがとうー」


「え？」


「いや、カレー。
マジで上手かったし勉強になったから(笑)」


「大したことないよ、あんなの(笑)」


「食に困ったら隣だし
Aさんの家駆け込もうかな、」


「やめてよ(笑)」






彼と話しているだけで
なんか全て嫌なものが消えて・・・

楽しい。その一言で頭の中が埋まる。






「なんか・・・新鮮(笑)」


「え？」


「いや、ジャージなんて着るんだって。」


「…あ、いやまぁ。。。」




痛いとこつかれて苦笑い。
恥ずかしいって思ってたけど
裕太君は


「俺そういうの好きだよ(笑)//」


ふふ(笑)って照れ笑いのように笑って
そう言った。




え、好きって・・・？//

そういうのって、どういうの？





単純な私はそんな言葉に心が大きく揺れて
意味わかんないー(笑)って自分の気持ちをごまかすように言った。






「いや、なんか・・・(笑)
いいよ、ジャージ(笑)」


「やめてってば(笑)」


「なんでよ(笑)
俺もジャージだよ？ジャージ同盟〜」


「そんなのに加わりたくない(笑)」







そんな他愛もない話をしながら
別に買う気じゃなかったけど裕太君の影響でパスタとか買って
一緒に家へと向かった。









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