鬼さんこちら、手のなる方へ。

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逃げてるみたいで嫌だな、って悩んだけど
今日は有休をもらって休むことにした。

きっとこんな気分じゃ
仕事でまたミスをしてみんなに迷惑をかける。



藤ヶ谷君の目・・・
思い出すけど多分あれは自分の見間違いでしょ、って
そう思いながら冷蔵庫を開ける。





「うわ、何にもないじゃん。。。」






中身が空っぽでため息が出る。






もういいや。
買いに行くのも
着替えるのもめんどくさいし。



でも、お腹は食べ物を欲すように
うるさくなってる。






コンビニでいっか。
そしたらそんな着替える必要ないもんね。




ジャージのままサンダル履いて外に出る。

肌寒くて財布を握りぶるっと震えた。









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甘いもの食べたいな〜って、
コンビニ着いて眺めてたら、







「あれ？Aさん？」









一番今会いたくて、
聴きたかった声。




隣を見れば、




裕太君の姿だった_________________









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あっ//って、少し自分でも顔赤くなったのわかるけど、、、


待って。
今私。





「今日お仕事お休み？」


「え？」


「いや、ジャージだから。」






そうだった。。。
すっかり忘れてた。。。





心臓のドキドキから焦りへと変わり
なぜかなんか変な汗が出てくる。






なんでこういう時に会うの〜。。。









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