鬼さんこちら、手のなる方へ。

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今回、遺体はバラバラになっていて
並ばれてあったという。




それ・・・
宏光も見たのかな。

その遺体を見て捜査とかしているのかな。。。





そう考えると
なんか複雑で、昔はそういう感じの苦手だったから
大丈夫かな？とか心配しちゃう。








「大丈夫・・・？」


「ん？
あ、うん(笑)」


「世の中物騒だよね。
帰りとか、気を付けないと。」


「そうだねー。
こんなに人殺してどうするんだろう。」


「確かにね。
なんか、映画みたいだねこの事件。」


「うん。」









不意に。


胡坐かいて、お酒で少し赤くなってる彼の頬。


この人どこからきたんだろ、
なんで写真家になろうと思ったんだろ、
学生の時は今と違っておとなしかったりしたのかな、


って、横顔見ると、ぽつぽつって知りたいことが頭に浮かんできて…









なんだろう。


なんか、ただ気になった。









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「ん？」





沢山話してみたいなーって。



その透き通った茶色の目に
色白の肌に
とろんとしたたれ目に。







ふわふわな髪の毛に手をのせて、
撫でたくなってみた。








「何？(笑)」


「ふふ(笑)ううん、」


「楽しい？(笑)」


「なんか、子犬触ってるみたい(笑)」


「なにそれ(笑)」







わかんない。


ただ、なんか吸い込まれそうになった。






変な例えだけど(笑)









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トク、、、トク、、、


って、
胸の鼓動がなってる______________









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