ちっちゃい。 ページ26
『ありがたいけどこんなこと誰にもバレたくない』
侑李「誰も気にしてないでしょ」
サイズはほとんど変わらないし、なんなら身長は私の方が高いくらい。…そんな知念ちゃんから借りたTシャツを身にまとった私はリハ室の壁に背中をくっつけた。
新曲の振り付けの休憩中、うっかりスポーツドリンクをぶちまけた私のTシャツはベタベタになってしまったせいでマネージャーの藤岩さんに授けた。
…着る服がないわけではないけれど、レッスン中に私服でやるわけにもいかない。
…ということで、Tシャツを貸してくれたのは知念ちゃんだった。1番サイズ近いからね。XSとかじゃない?…決めつけだけど。
大貴「ふは、ちょっとだけおっきいね」
『え?おっきくないよぴったり』
大貴「肩幅とか…、ほら、」
Tシャツの肩の部分をつまみ上げる大ちゃんの手を雑に払った私は「でも知念ちゃんより私の方が背高いからね」なんて。
大貴「お前知念と身長比べられるの嫌がるよなー、なんで?」
『嫌がってないよ?』
侑李「そもそもそんな変わんないし」
『…3センチ以上違うと思うけど』
これでも一応162くらいはあるもんね。
知念ちゃんは159…と見せかけての158でしょ?
『知念ちゃんは私よりもちっちゃくてあざとくて、可愛いんです』
大貴「はいはい、そりゃそーですか」
ヘラヘラ笑う大ちゃんに、私がむっとするのよりも…知念ちゃんが壁に横に手をついて私の顔を覗き込んできた方が早かった。
反射神経も運動神経も良くない私は、思わず硬直する。
大ちゃんの「知念…?」という笑いながらも少し動揺を含んだ声だけが冷静に耳に入ってきた。
侑李「…ねえ」
『…どったの、知念ちゃん。顔近いよ。山ちゃんに嫉妬されちゃう。こういうのは山ちゃんに…』
侑李「はぁ…」
『えっ、ため息…』
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梓(プロフ) - ぱぴこ。さん» いえいえ…。大丈夫です。了解しました。体調に気をつけて更新、頑張ってくださいね?応援してます(o^o^o) (2019年12月27日 2時) (携帯から) (レス) id: db94f04552 (このIDを非表示/違反報告)
ぱぴこ。(プロフ) - 梓さん» 返信遅れてごめんなさい!リクエスト大丈夫です!! (2019年12月23日 20時) (レス) id: 443f735227 (このIDを非表示/違反報告)
梓(プロフ) - リク、大丈夫ですか??こちらでも、結木ちゃんとけーととの絡み見てみたいです。まぁ、ダメなら消してもらって構いません。 (2019年11月21日 22時) (レス) id: 1524a2bcba (このIDを非表示/違反報告)
梓(プロフ) - すーさん» 良かったです!!リクは今のところないのでありしだい、よろしくお願いします。 (2019年11月16日 16時) (レス) id: 1524a2bcba (このIDを非表示/違反報告)
すー(プロフ) - 梓さん» 認知してます!こちらでもありがとうございます〜!受け付けてますよ! (2019年11月15日 17時) (レス) id: 443f735227 (このIDを非表示/違反報告)
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