だから、マシュマロと過ごすなんていやだよ。だから勝ちなよ…僕は雲雀恭弥成り代わり (ページ34)

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第３２７話ページ34

ツ「！？ターゲットルール？」

入「簡単なルールだ…お互いに敵の標的(ターゲット)となるユニットを一人決め、その標的(ターゲット)がやられた方が負けとなる」

リ「なるほど、大将をたてるんだな。
その標的は取られたら負けの将棋でいう“王将”ってわけだな」

白「ちなみに標的(ターゲット)はさっきのルーレットですでにチョイスされているんだよ」

全「！？」

白「ルーレットボードの属性のマークに炎が灯っているだろう？」

モモ「…ミルフィオーレは晴、ボンゴレは無属性」

白「まぁ、そう言うことだよ♪標的となる属性に二人以上いる時はランダムに一人選ぶんだ」

ビッ

ビッ

ピシッ

白「うん、これで決まったね♪ミルフィオーレの標的はデイジー。ボンゴレの標的は正チャンだ♪」

ツ「入江くん!?」

入「…心配ない、望むところだよ」

桔「つまり我々は入江正一を。あなた達はデイジーを先に倒せば勝利というわけです」

獄「わかりやすくていいじゃねーか。気に入ったぜ」

山「だな」

貴「…………」

ス「………シンプルなだけに奥が深そうだ…」

入「スパナの言う通りだ…」

ボウッ

入「うわっ！！何だこれはぁ！？」

ツ「いっ、入江君！？」

獄「胸から炎が！！」

貴「標的の炎…」

白「標的者は胸に自らの死ぬ気の炎を灯すことにより他のプレイヤーとの差別化をするんだ。
標的者が倒されずに生きている証明にもなるだろ？」

入「ぐっ、とれない！！」

白「バトルが終わるまではずすことは不可能だよ。“標的の炎(ターゲットマーカー)”が消えたら負けだからね」

リ待て白蘭。生命エネルギーである死ぬ気の炎をこんなにもただ流しにしちまったら、あっというまに体力を消耗しぶっ倒れちまうぞ」

白「それがこのバトルのタイムリミットになるんじゃないか…もう一度言うけどどんな理由であれ“標的の炎”が消えたら負けだからね」

ツ「なっなんてことを…」

入「いいんだ、はじめよう…」

ツ「！で…でも入江君！ムリしないで！！」

山「ヘタすりゃ炎出してるだけで死んじまうぞ」

入「……それは敵も同じこと…それに僕は犠牲心でやるんじゃない！白蘭サンをこんなにしちゃったのら僕なんだ!!!僕が逃げるわけにはいかない!!!」

ツ「…？」

白「へぇ～正チャンそんな風に考えてたんだぁ…まぁいいや」