第６５話(訂正済み) ページ21
七夕。それは年に一回、織姫と彦星が会える日だが僕にとってはそんな日どうでもいいのだ。
見回り、書類整理⋯⋯最近はマフィア絡みで並盛に損害が起きてるからその処理等で手が離せずまさに猫の手も借りたい状態だった。
「ふぁあ⋯⋯」
夏休みに入るまでに終わらせよう。
そう決めたのも束の間、連日更新気味の徹夜で僕は転寝をしてしまうのだった。
「A」
「む⋯くろ⋯⋯?って、僕寝たんだ」
骸の精神世界に行くには眠らないといけない。僕自身ここに居るという事は現実世界で寝落ちしたって事。やっぱり四徹するんじゃなかった。
「お疲れの様ですね」
「⋯ん、最近四徹したからかな」
「四徹!?⋯道理で目の下に隈がくっきり残ってる訳ですか」
僕の目下をなぞる指が擽ったくて身を捩る。
「何故四徹を?」
「僕にしか出来ない事だから必須的に、最近は特に仕事が山積みでね⋯」
マフィア絡みで、とは言わずに言葉を濁す。もうそろそろ来日するんでしょ?
時系列的に、そろそろかなと勘繰っている。
黒曜中学校⋯並盛の隣町にあり不良校、かつての並盛中学校もそうだったが僕がクリーンな並盛中学校にしたせいで結構恨みを買ってたりする。まぁ返り討ちにしてやったけど。
「⋯ごめん、少し寝る」
「クフフ⋯これはこれで役得ですね」
骸の肩に頭を寄せ、僕は意識を暗闇に落とす。
遠くで「おやすみなさい」という優しい声が聞こえた気がした。
ーー安心する、僕の場所。
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雪兎 - あの///歌の題名教えて65話の/// (2017年10月21日 22時) (
レス) id: e0161950e8 (このIDを非表示/違反報告)
すず@クローム髑髏(プロフ) - 麗菜さん» ありがとうございます!!! (2014年9月13日 14時) (レス) id: 18865a607e (このIDを非表示/違反報告)
麗菜(プロフ) - 歯車が動き出すっっ・・・・と思うとテンションが上がりました (2014年9月13日 14時) (レス) id: d7f20ec1ad (このIDを非表示/違反報告)
トモ(プロフ) - ですね-w/ (2014年9月12日 22時) (レス) id: 03b05e44d0 (このIDを非表示/違反報告)
すず@クローム髑髏(プロフ) - トモさん» 立ってますねwww夢主頑張れ…←私が書くんだけどね (2014年9月12日 22時) (レス) id: 18865a607e (このIDを非表示/違反報告)
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