第５５話(訂正済み) ページ11
ーー冬が明け、桜の蕾も開き始めた頃。
僕は骸の精神世界で死ぬ気の鬼ごっこをしていた。
「だから来ないでくれる!?」
「逃げるからでしょう?」
あの告白事件(仮)から、僕は骸の精神世界を拒否ってたら無理矢理連れ込まれたのである。
恐らく、骸は僕が逃げる事を分かってたんだと思う。引きずり込んだ後、めちゃくちゃいい笑顔で居たからね。
「はい、捕まえましたよ」
「ううう、後ろから抱き着くな!!」
骸との身長差が明らかにある僕はすっぽりと骸の身体に収まってしまう。恥ずかしさやら何やらで身体中から蒸気を発している様だ。
「クフフ、僕から逃げるAは滑稽で面白かったですよ」
「はっ、馬鹿にしてる訳!?」
「いいえ、愛しくて⋯こうやって抱き締めたくなるぐらいに♪」
イタリア人って何でこうも恥ずかしげもなくサラッと言えるの。日本人からすれば奥ゆかしさも何も無いよ!!
「A?」
「離せ馬鹿っ!!」
と、抵抗しながらやっと解放された僕。
当然顔は赤いままだ。
「意識、してくれてるみたいですね?」
「し⋯してない」
「目逸らさないで、僕を見て下さい」
必死に目を逸らしていたがAは恐る恐る骸の方に目を向ける。必須的に上目遣いとなるので、骸はあまりの可愛さに硬直した。
「む、骸?」
「クフフ⋯好きです」
「はっ!?」
目を見開く僕に骸はそのまま髪にキスをして、いつも通り“
ーー髪へのキスは思慕。
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雪兎 - あの///歌の題名教えて65話の/// (2017年10月21日 22時) (
レス) id: e0161950e8 (このIDを非表示/違反報告)
すず@クローム髑髏(プロフ) - 麗菜さん» ありがとうございます!!! (2014年9月13日 14時) (レス) id: 18865a607e (このIDを非表示/違反報告)
麗菜(プロフ) - 歯車が動き出すっっ・・・・と思うとテンションが上がりました (2014年9月13日 14時) (レス) id: d7f20ec1ad (このIDを非表示/違反報告)
トモ(プロフ) - ですね-w/ (2014年9月12日 22時) (レス) id: 03b05e44d0 (このIDを非表示/違反報告)
すず@クローム髑髏(プロフ) - トモさん» 立ってますねwww夢主頑張れ…←私が書くんだけどね (2014年9月12日 22時) (レス) id: 18865a607e (このIDを非表示/違反報告)
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