僕のリングは闇と雲…僕は雲雀恭弥成り代わり

第１３７話 ページ11

サァァァア


貴「…ここどこ？」


手も大きいな

お母さんと寝てたのに…


貴《桜 舞い散る 陽だまりのシルエット〜♪君の笑顔が眩しかった〜♪》


記憶の断片にある歌

お母さんに聞いてもらってた


貴《願いがいつか 風に途切れても 永久に消えない 僕らの日々〜♪》


ドクンッ


貴「へ？…あなたは誰？」


青い…


貴「パイナップル？」←

？「違います！Aはまたパイナップルって言うんですか!?」

貴「え？何で…知ってるの…?あなたは…誰っ…？ここは…どこ？」

？「え…A？」

貴「やだ…思い出したくない…やだやだ…」


今、この人が…


怖いっ


貴「思い出したくない…っ…『…くろ…助けて』…ぇ、やだっ…ダメっ」


怖いっ

何かが怖いっ


貴「思い出したくないんだ…っ…ダメ」

骸「Aっ」


ふわっ


貴「やだやだ!!!思い出したくない…よ…嫌われたくない…よ…イヤァァア!!!」

骸「Aっ」


チュッ


貴「ふ…ぅ…んっ」


甘い

優しくて

暖かくて

懐かしい…


貴「…『昔の僕を助けてあげて…囚われたままの僕を…』…ふ…ぅ」

骸「…んっ」

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