料理人は鳥野のマネ

31話 ページ37

日向side



先輩がとても真剣な顔で、真顔で、そう言った


田中先輩や、澤村先輩達も驚いていた





初めて見た顔だった



なんか、、かっこよかった。なんつーか
、、プロのなんかみたい

っあー！なんて言ったらいいんだろ！
なんつーか、、何かを極めた人みたいな
、、そんな感じがする









『自分を敵対しとるやつはな日向
、、お前"ら"に勝ちたい思うとるけんしとるだけの話や。どや、単純やろ』

日向｢、、はい｣


先輩って凄いな、、一言一言が重みがあって
説得力があって


『とにかく、自分に出来ることを精一杯すりゃええねん。一歩一歩、確実に進めたらそれでええねん』









『狩れ。日向』


一瞬、目がギラりと光った









『自分の緊張でさえも、焼き尽くしてしまうほどに、、情熱やらなんやら、何でもええから』




透き通った水色の目が、淡く燃えているような気がした









youside






、、なんかめちゃくちゃ見られている気がするんだけど気の所為？

なんか青葉の人達からも見られてる気がする

ちょっとなになに〜？怖いんだけど〜



カッコつけたから！？あれたしかにちょっとカッコつけたけどさ！？言っても良くない先輩だよ！？






清水｢Aちゃんもあんな顔するのね｣


驚いたような顔をしながら潔子先輩がそう言った



『え？どういう顔ですか？』


清水｢なんか、なんというか、、、圧力がある顔｣

『圧力のある顔！？』

影山みたいな！！？うそぉ！！


清水｢いや、違うな。えっと、そうだ
、、、先生みたい｣

武田｢ホントそれですね。でも僕もあんな顔するなんて知りませんでしたよ｣

えそんなに〜？

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