料理人は鳥野のマネ (ページ36)

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30話ページ36

田中｢おいコラ日向ァ！｣ｽﾞﾝｽﾞﾝ

日向｢ひぃぃぃ！！｣

ヤクザや

田中「、、オマエ｣

日向｢はい｣

正座しとる、、もうやめたってぇ。流石に可哀想になってきた

田中「他の奴みたいに上手にやんなきゃとか思ってんのかイッチョ前に」

日向｢、、ちゃ、ちゃんとやんないと、、交代させられるから、、、、おれ、最後まで試合、出たいから｣

『、、』

田中｢オイ、、舐めるなよ！おまえが下手くそなことなんか分かりきってることだろうが！｣

いやズバッと行くんかい！！

日向｢えっ、、｣

日向ショック受け取るで！

田中｢分かってて入れてんだろ大地さんは！｣
日向｢？？｣

田中｢交代させられた時のことはなぁ
、、あー、うーー、、。交代させられた時に考えろ｣

『あ、考えるのやめたな田中』

田中｢うるせぇやい！日向！いいから余計な心配すんじゃねぇ！頭の容量少ない癖に！｣

『人の事言えんやろ自分。』

田中｢、、いいかぁ！！バレーボールっつーのはなな！｣

こいつついにスルーしたぞ。見ましたみなさぁん？？

田中｢ネットのこっち側にいる全員！もれなく味方なんだよ！｣

日向｢！｣

『、、おっとぉ』

ええこと言うやん珍しく←

田中｢下手糞上等！迷惑かけろ！足を引っ張れ！それを補ってやるための、、、チームであり｣

田中｢、、"センパイ"だ！！｣

あ、これ先輩呼びされたいだけやん。ほれ早速日向に呼ばせとる

『田中がおって良かったですねぇ澤村先輩』

澤村｢そうだな。ああいうことは、絶対裏表無さそうな奴が言うから効果があるんだよな、、｣

『あいつ隠し事できる太刀じゃありませんしね、、あ、顔色戻った』

『、、日向』

日向｢！？｣

『あ、ごめんな。驚かせたか』
日向｢い、いえ！大丈夫デス！！｣

『そか。じゃあな。アドバイスを聞いてくれんか？』

日向｢え、は、ハイ！｣

『ﾊﾊｯ。力まないでえーねん、、よう聞けよ

、、、胸を張れ』

日向｢、、！｣

『たしかに日向はまだ弱いとこも沢山ある
、、やけどそれ以上に輝けるところは沢山あるんや』

『背筋を伸ばしーや。取れるもんも取れん』

『ただ日向は前向いとったらええねん
それ以外のことは考えるな。日向は言わば

、、みんなを導く先導者や』

"最強の囮"でみんな引っ張っていくんや