料理人は鳥野のマネ (ページ14)

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12話ページ14

その夜、ある人からLI○Eが来た

ピコン

『、、？なんや、メールか。おっかしいなこんな夜遅くになんて』

？[起きとるか？]

『［おん。起きてんで］』

最近スマホを肌身離さず持っているため速攻文字を打ち、送信した

？［あんな、頼みがあるんや］
『［なんや言うてみぃや］』

？［、、お前の飯が食いたいし、バレー部のみんなに会わせたいけん土曜日来てくれんか？？］

私はしばらく画面を見ながらフリーズした
ハッとして慌てて断りの文字を打ち送信

『［いやいやいや無理や土曜は用事があんねん］』

？［頼む。俺の高校の見学もしてええから］

『［無理や］』

？［頼む！一生のお願いやから］

迷った。なんせこのLI〇E相手は男バレー部で、結構有名な高校に居るのだ

見学して練習方法見るのも良し、それのお代が料理、、、私としてはとても嬉しいお誘いだ

だ・が！土曜日は日向影山の大切な試合、、！
絶対に見たい！！

？［ホンマにダメか、、？］
『［ダメっすわ］』

？［ならええ食材があるんやけどいらんか？？］

『［、、、行かせていただきます。］』

欲望に忠実な私氏

、、、

、、、、

、、、、、

『、、という訳で、試合には行けません』
田中「なぁんでだよぉぉぉぉ！！！」

次の日田中にそう言うと案の定田中は叫んだ
うん。煩いな。黙ろうな？？うん？？？

田中「お前の差し入れねぇのかよ、、、」

『なんや私イコール差し入れしか思うてないんか』
田中「お前実質マネージャーというより専属料理人みたいじゃね？」
『そりゃ料理人志望ですもの』
田中「、、あーあ！！！」
『はぁ。スマンの』
田中「いいけどなぁ？お前の飯美味いもん」
『それは嬉しい褒め言葉ですわぁ』