上層部の犬をやってたら審神者になりました【呪術廻戦×刀剣乱舞】 (ページ14)

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１３振り目ページ14

『さて、長谷部。次はお前の番だ。と言いたいところだが…』

燭台切｢どうしたんだい？｣

『折れる寸前の手入れをする場合、刀剣男士本人からの了承の上でやらなくてはいけない。意識のない状態や拒絶している状態でやると体が驚いて保っていた形を壊してしまうみたいでな』

燭台切｢じゃあどうすれば…｣

『こうなってから光忠は長谷部に話しかけただけか？体に触れたりとかはしていないか？』

燭台切｢うん。食事を持ってきて話しかけての繰り返ししかしていないよ｣

そうか。となると少し希望が見えてきたかもしれない。

全く反応がないとは言え目は開いているし呼吸もしているから意識がないわけではない。

ならばパニックを起こさない程度に話しかけ、触れることで完全に意識を取り戻せるかもしれない。

そっと長谷部を抱き締めて話しかける。

『長谷部。俺だ。三条Aだ。遅くなってすまないがお前たちを助けに来た。光忠からはある程度話は聞いた。まだ人間は怖いかもしれないが俺はお前を絶対に捨てたりはしない』

だから、戻ってこい！長谷部！