標的96 笑顔 ページ17
ー中山外科病院ー
ランボさん……なかなか目を覚まさない。
まだ、こんなに小さいのに、酷いなって思った。
でも、レヴィさんも必死だったんだと思う。
寧ろ、暗殺者らしいと思う。
僕は詳しい訳じゃないからよくは分からないんだけど、やらなきゃやられる世界だから……。
相手が小さいからって情けなんかかけたら、逆にやられてしまう。
アルコバレーノがそのいい例だよね。
赤ん坊なのにみんな強いから。
そういえば、みんな全然成長してないけど、その辺りはどうなんだろう。
僕は４年前からリボーンとか知ってるけど、全然変わらない。
不思議だよね。
そんなことを考えているとトントンと扉がノックされた。
ランボさんは眠ってるし、奈々さんは家事があるからと家に帰ったから、僕が返事をした。
そして、中へ入ってきたのはハルさんと京子さんだった。
京子「あ、Aちゃん！」
ハル「Aちゃん、ずっと1人で看てたんですか？」
貴女「ううん。さっきまで奈々さんもいた。」
京子「そうなんだ。」
ハル「ハル達も一緒に看ますね！」
ハルさんと京子さんの椅子を用意する。
2人とも、ランボさんのこと心配してきてくれたみたい。
1人はちょっと寂しかったし、嬉しい。
京子「ランボくん、まだこんなに小さいのに……。」
ハル「可哀想です。」
貴女「うん……。」
京子さんとハルさんには事故と伝えてある。
本当の事は言えないから。
ハル「暗くなっちゃダメです！
ランボちゃんが起きた時に安心できるように、笑ってましょ！」
京子「うん……そうだね！」
そうだ……。
こんなに暗くなってたらダメだ。
ハル「笑顔が大事です！
Aちゃんも！」
貴女「うん。」
笑うのは、あまり得意じゃないけれど、ちゃんと笑えてたらいいな。
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かなり - ずっと応援していますし、この小説をずっと応援しています！！頑張って下さい！ (2020年7月14日 20時) (
レス) id: 25497abca6 (このIDを非表示/違反報告)
かなり - 初めまして！！私、この小説を読んでいるだけでとても心が救われて、次も頑張ろう！！という気持ちが湧き出てきて、とても楽しく読んでいます！！この小説、止まっていますがどうかしましたか？この小説の続きが読みたいです！これからも体に気をつけて頑張って下さい！ (2020年7月14日 20時) (レス) id: 25497abca6 (このIDを非表示/違反報告)
澄珠(プロフ) - まっちゃさん» ありがとうございます！そんな風に言っていただけて嬉しいです！続きもよろしくお願いします！ (2016年12月28日 22時) (レス) id: cb84d37d8c (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃ(プロフ) - とても面白いです！最初から一気に読んでしまいました！続きも楽しみにしてます！ (2016年12月28日 21時) (レス) id: 4bdc262c30 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：澄珠 | 作成日時：2016年12月26日 16時
