【REBORN】跳ね馬と少女 (ページ35)

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標的28　当日ページ35

ディーノside

パーティー当日。

モニカの屋敷に向かっている。

Aはモニカの用意したミニドレスに身を包んでいて、とても似合っている。

屋敷につけば、使用人に案内され中へ入る。

Aは既に使用人に怯えて俺の後ろにぴたりと引っ付いて隠れている。

なにしにきたんだ、お前は。

その時、誰かの大声と走っている音が聞こえてきた。

「ボスー！Aちゃん！」

……モニカだな。

「お嬢様！危ないので走ってはいけません！！」

それを追いかけるメイド。

なにやってんだ。

モニカはパーティードレスにヒールで走ってきている。

メイドの制止も無視して。

そんな転びそうな格好で走っているのに全く転ぶ気配がない。

そのまま俺達のところまで来た。

モニ「ボス、お見苦しいところをお見せしてしまいました。」

そう思うのならもっと女性らしく歩こうな。

モニ「この先は私が案内しますね。
会場はこっちです。」

そして、広いホールへ案内された。

「やぁ、ディーノくんよく来たね。
いつもモニカが世話になってるよ。」

モニ「あ、パパ。」

ディ「いえ、こちらこそ。」

モニカの父だ。

モニ父「おや、今日は可愛らしいお嬢さんをつれてるね。」

Aをみていう。

Aは怖がってしまっている。

ディ「すみません。人にあまりなれてなくて。」

モニ父「大丈夫だよ。
パーティーを楽しんでくれたまえ。」

そう優しく微笑んで別の人の方へと行った。