【REBORN】跳ね馬と少女 (ページ4)

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標的－2　それは突然にページ4

とても、とても長い時間が経った。

いたいこととか、しんどいこと、たくさんされた。

ぼくがおかしいから。

みんな、しらべたいんだって。

なにをしらべているのかは知らないけど。

いつまで続くのかな。

おわり、なんて多分ぼくが死ぬってことだと思うけど。

でも、それは突然やってきた。

ぼくの死とは違う形で。

突然どこかで爆発がおきて、みんな騒がしくなった。

なにがあったのか。

気になって、ぼくがいる、真っ白でなにもない部屋から初めて、自分の意思ででた。

でるとそこは、死んだここの人たちがいた。

この短時間で、一体なにがあった。

だれがやった。

気にはなるけど、恐怖で動けない。

怖い。

その一言で頭の中がいっぱいになった。

そのままその場で立ちすくんでいると、だれかがきた。

逃げないと。でも体が動かない。

どうしよう。どうすればいい。

わからない。わからない。

怖い。逃げたい。

いや、こないで......。

そのとき、ふわりと体が宙に浮いた。

抱き上げられた。

いやだ。怖い。おろして。

あまりの恐怖にぼくは意識を失った。