【REBORN】跳ね馬と少女 (ページ20)

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標的14　ぬいぐるみページ20

モニカside

それから、私達は雑貨屋にはいった。

可愛い小物などがたくさんあって私のお気に入りのお店。

私は髪飾りのところへ行き、Aちゃんに似合いそうなものを探す。

って言っても、Aちゃん可愛いからなんでも似合いそうで悩むわ。

どれがいいかな。

あ、これとか可愛いしAちゃんに絶対似合うわ。

これにしよう。

決めて周りを見るとAちゃんがいない。

どこいったのかな。

Aちゃんの性格からして私から離れることはないと思ってたんだけど。

店の中を探してみると居た。

白いうさぎのぬいぐるみを眺めていた。

モニ「欲しいの？
買う？」

貴「ちがっ......」

モニ「遠慮しなくていいっていったでしょ。」

あんな欲しそうに眺めてて否定するとは。

うさぎのぬいぐるみももって会計を済ます。

よくみるとこのぬいぐるみ、どことなくAちゃんに似ている。

Aちゃん、ほんと可愛いわ。

モニ「Aちゃん、ちょっとこっち来て。」

こっちに来たAちゃんに合わせて屈んでさっきぬいぐるみと一緒に買った髪飾りをつけてあげる。

Aちゃんの目の色とよく似た赤い装飾の施されたヘアピン。

装飾がAちゃんの白い髪によく映えて、とても似合ってる。

モニ「かわいい。」

貴「えっと......ありがとう。」

あまりこういうことをされたことが無かったのか、すこし戸惑いながらお礼をいうAちゃん。

可愛いわ。

もうこれしか言えない。

モニ「それじゃ、そろそろお昼にしようか。」

Aちゃんが頷いたのを確認して歩き始めた。