ホスト部の男装お嬢様 (ページ2)

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Aside

『ひゃ〜…なんだが久しぶりに感じるや』

私は第3音楽室の前に今立っている。
そう、私は部活を休んでいたのだ

風邪をひいてしまって…皆んなに迷惑かけちゃった

顔合わせたら、まず謝らなきゃ…

「「「いらっしゃいませ。」」」

ホスト部員達にね

扉を開けても、そこにはいつも通りのホスト部だ
なんだか懐かしいなあ〜休んだのは4日くらいだけど、

最初に出迎えてくれたのは、似たような顔つきの2人だった

光「ってあれ、A先輩じゃん！」

馨「風邪で来れなかったんだっけ？」

『久しぶり！そうそう…お恥ずかしい限りだよ、』

他のみんなは接客中か…

常陸院「丁度来てますよ、いつもの姫」

いつもの姫とは、自分をいつも指名してくれる人のこと

『申し訳ございません、姫。僕ってばペットと遊ぶのにはしゃぎ過ぎて風邪を引いちゃって！』

姫の向かいに座ってそう言う

「いえ…A君がお元気そうならそれでよかったです、でも…少し寂しかったですわ。」

「A君が居なかった間、ハルヒ君がお相手をして下さったの！」

ハルヒ？

そんな子居たっけ…

まあそんなことは後にしよう、と私は姫たちの手を握って笑顔で言う

『そっか、、
もう姫たちを寂しい思いにさせたりしないから、どうか僕を許してくれませんか。』

「そんな顔をしないでください！」

「私たちはずっとA君のことが好きですから！」

『！…ありがとう！』

満面の笑みでそういうと姫たちは

「「キャーーっ！！なんで可愛らしいの！」」

「A君の笑顔見るだけで、私達も元気になりますの…」

『それは良かった、僕も君達の笑顔見るだけで嬉しくなる！』

また姫達が頰を染める。

部員に顔を出さなきゃいけないから、少し席を外すね。
そう言い馨と光にその姫を頼んだ。