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1.始まり ページ3

第一次近界民侵攻により、三門市は大きな被害を受けた。


家族を殺されたもの。
連れ去られたもの。
帰る場所が奪われたもの。

三門市民は、多くのものを失った。



しかし、程なくして「ボーダー」という組織が立ち上がった。

ボーダーは今も、街を守ろうと懸命に動いている。



「さあて、まあこれが通説なわけだけど、今回はその具体的な内容について話すぞ〜」


担任はそう大声で告げると、じっと空席を見つめた。先程まで座っていた形跡のある、とある女子生徒の席だ。


「…七瀬は防衛任務か」

あいつは寝てるか居ないかのどっちかだなぁ。
担任はそう呟いてもう慣れっこだというように、担任は授業を進める。





「…わざわざ呼び出してどうしたんですか、忍田さん」

学校だったのに、とぼやく彼女に忍田さんもとい忍田本部長は答える。

「イレギュラーゲートが発生したというのでな、その対策をお願いしたい」

ええ〜、と拒否反応を示すもきちんと話を聞く彼女は、A級1位の太刀川隊所属、七瀬Aだ。



イレギュラーゲートが発生したという三門市立第一中、もとい自分の母校に足を進めて驚いた。

「…嵐山隊いんじゃん、倒したんですか?」

自分以外にも向かわせてるんなら最初から言ってほしい、変に驚いてしまう。

それに、もう倒されてるし。

「いや、きた時にはもう終わっていた!三雲くんがやってくれたらしい!」

「三雲くんねぇ…まあ、いいや
嵐山さん、もうあとは任せても?特に何もしてませんが」


三雲というB級隊員は聞いたことがないから、彼はおそらくC級なんだろう。
だけどまあ、嵐山さんの妹弟が関わってそうだから嵐山さん気にしてないっぽいけど。

だったらいいや、どうせすぐ本部に行くし。


「了解した!わざわざありがとな、七瀬!」

「いえ、嵐山隊もお疲れ様です」

そういって、きた道を戻る。
ああ、もうベイルアウトして戻りたい。

2.忍田本部長派→←設定



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あんどー(プロフ) - 、さん» すぐに外しました!最初は外していましたがどうやら誤ってつけたままだったようです!申し訳ございません! (2018年2月2日 17時) (レス) id: 50627c7d02 (このIDを非表示/違反報告)
- オリジナルフラグ外して下さい (2018年2月1日 16時) (レス) id: 8e60189fd2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あんどー | 作成日時:2018年2月1日 15時

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