6話 ページ7
MOBとは目立ってはいけない！初日で目立つあるある、遅刻＆迷子など目覚まし時計設定しておいて、事前にパンフレットで学園の構造図頭の中に叩き込んだワイズ様がそんな失態を起こすわけがないのだよ！！
ということで事前に言われていた集合場所に集まる。集合場所にはちらほら私服のおそらく生徒の人たちが居た。集合場所は肉食種族、草食種族、そして上位種族の3つ分けられて集まっている。人間族は一応雑食動物だが、どうやら雑食動物は肉食塗装色のどちらかに分けられていて、人間族はもちろん草食動物の集合場所だ。
まぁ、肉食は過激派が多いって聞くし、寮も草食、肉食、上位種で分けられるらしいので安心できる。
？「はーい。皆さんこちらに注目してくださーい！！」
いきなり声が聞こえたかと思うと、その先にはメガホン片手に声を上げている制服を着た男性が居た。ネクタイの色から推測するに3年生なのだろう。ミルク色の髪、色素が薄い瞳。とても顔立ちが整っている人で。女性の新入生のほとんどが目をハートにして黄色い歓声を小さく上げている。きっと肉食動物のところはキャーキャーうるさいんだろなー。と考える。
完全な人化をしているからわからないけど周りに蝶にしか見えないが、あのうっすら見える魔力の光から推測するに妖精だろう。確か生徒会としてホームページに記載されていたから上位種だろうしハイエルフとかだろうか？
em「皆さんジーニアス魔法学園へようこそ。この度皆さんの案内人をします。エーミールと申します。この学園では魔法の才があるものを磨き、優秀な人材にすることを目標に作られました。ぜひお互い競い合って無事卒業できるよう頑張ってください。では、まず皆さん貰ったと思いますが、この浮遊島でのみ使用できる専用のスマホについて少し説明します」
一つ、このスマホには元より10万ポイント支給されている。このポイントは1ポイント＝1ゴールドの価値がある(日本円で言う1円)ため、そのポイントを使ってデパートなので買い物をすることができる。
一つ、そのポイントは小テストや定期テストの結果、実技での評価、イベントでの取得などで獲得できる。そして《決闘》でもポイントを増やすことができるが減る可能性もあるので注意が必要
それ以外は普通にゲームができたり連絡も取れたりなど一般的なスマホ
「はい！《決闘》っていまいちよくわからないんですけど詳しい説明ってありますか？」
em「いい質問ですね！では説明します」
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作者名：suuikuun | 作成日時：2022年11月27日 13時
