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ハルヒがこっちに向かってくるのを阻止しようと男がハルヒを掴む


(痛い、脚がすくんで立てない)


「オラ、何休んでんだよ!」


髪を引っ張られ顔が引き攣る

自分の視界の前には海に落とされそうなハルヒ

痛みと怒りが入り混じって、男を睨む
エメラルドの瞳が男を捉える


「っ、」

男の手が緩んだ!

『ハルヒ!!!っ』

ハルヒに手を伸ばす

でも僕は海に落ちるのが怖くて、少し怯んでしまった


「何だよこの細い腕は。
女みたいな顔のくせに、格好つけるんじゃねーよ!」


「餓鬼はおとなしく、海水浴でも…」


環「A!!ハルヒ!!」


落ちていくハルヒを追いかけて環がまた落ちていく


『ックソ共』


怒りと恐怖と焦りで、そんな下品極まりない言葉が出る

男を押し下に降りて2人を探そうと走る

大嫌いな海も気にならなかった


馨「先輩、A先輩!」


海に入る寸前に腕を掴まれる


馨「ちょっとストップ、落ち着いて」

光「殿がいるから大丈夫だって」

『、』


鏡「光の言うとおりだ。」


『鏡夜。』


大丈夫、と言う言葉に安心したのか座り込んでしまう


光「先輩、殴られたでしょ」

赤黒く腫れ上がる頬を撫でる光


『…うん』


馨「なら医務室行かないとね」


光邦「崇、Aちゃんを部屋に連れて行こう」


崇「ああ」


モリ先輩は僕を姫抱きにする


『ハ、ハルヒっ』


鏡「お前は大人しくしていろ」


(鏡夜、少し怒ってる)


『…ありがとうございます』


大人しく運ばれていくうちに、意識を失った

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マナティ - 名前変換が反映されてないです💦 (8月16日 22時) (レス) id: 009b9aca52 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:すーちゃん | 作成日時:2023年8月16日 11時

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