37 蓮からのプレゼント。 ページ37
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佐「今まで茜に助けてもらった部分もあるけど
前はみんなすずのまわりに
自然と集まったりしてたし、そう考えたら
やっぱり俺らが大事にしたいのは
すずなのかなって」
「嬉しいようなそうじゃないような、、笑」
向「え、嬉しくないことある？！」
「だって、どんな理由であれ茜もみんなと
仲良くなりたくて一緒にいたと思ったら
9人全然揃わないなんて、なんかちょっと
可哀想っていうか、、、」
宮「あの子は俺らへの近づき方を間違えたんだよ」
まだ話したいけど先生が入ってきて
授業が始まろうとしている。
ラ「お昼はみんなで一緒に食べようね！」
ラウールの言葉に頷いて自分の先に着いた。
教科書を出そうと机の中に手を入れると
休んでいた分のプリントやらノートのコピーやらが
入っていて字を見れば、あーこれは阿部ちゃんかなとか
思いながら一つずつ捲る。
すると、後ろからトントンと肩を叩かれて振り返る。
「どうしたの？教科書忘れた？」
目「違うよ、すずだけね、これ」
渡されたのは、ちぎられた紙に
単語が何個か書いてあるものだった。
「なにこれ？」
目「さっきの小テストの答え！
どうせ、あの先生ならやらされるでしょ」
「うわー！！神様だ！ありがとう！」
目「バレたら俺も怒られるんだから無くしたらダメだよ？」
「だったら渡さなかったらいいのに、、笑
神に誓って無くしません！
これで小テスト乗り切れる〜」
先「おーい、そこ授業始めるぞー」
いつのまにか、チャイムはなっていたみたいで
聞こえていなかった私たちは注意をされてしまった。
二限も終わり、3人で授業に出れなかった事を
謝ると、お昼休みに蓮の言うとおり
小テストをすることになった。
テスト中にカンニングしようもんなら
とんでもないことになりそうだったから
必死に貰った紙を見て答えを覚えてテストに挑んだ。
無事に終えられて、「やっとお昼食べられるね！」って
スキップしながら言うとさっくんと照に
「なんでそんな余裕そうなの？」って言われてしまった。笑
ラ「あーやっときた！テストどうだった？」
「もうバッチリ！」
向「え、俺結構難しかったで！！？」
「蓮のおかげだよ〜、ありがとー！」
深「おい、目黒。なにしたんだ」
目「ふっかさんには内緒だよ笑」
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2022/12/06 21:11
38 これからのこと。→←36 そういうことはちゃんと言え。
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suttyon(プロフ) - 佐久間くんが好きなピカソさん» いつもありがとうございます。良いような悪いような役にしてしまったので担当さんからこのようなコメントいただけて嬉しいです！ (2022年12月9日 21時) (
レス) id: e426a626de (このIDを非表示/違反報告)
suttyon(プロフ) - 雪姫さん» コメントありがとうございます。最後までよろしくお願いします！ (2022年12月9日 21時) (レス) id: e426a626de (このIDを非表示/違反報告)
佐久間くんが好きなピカソ - コメント失礼します！名前の通り佐久間さん担なので苦しい思いしてる佐久間さんを見てうおおおおって心が揺さぶられました笑少しずつ元の10人に戻っていくのが嬉しくて、茜はどうなるんだろうと続きが気になって仕方ありません笑更新気長に待ってます〜！ (2022年12月5日 21時) (レス) id: 8a09725b52 (このIDを非表示/違反報告)
雪姫 - とてもいい話です。裏切っでも、離れて行っても、話し合いもし、皆で謝り、元の10人に戻って行く。素敵ですね。感動です。続きお願いします。 (2022年12月5日 2時) (レス) @page33 id: 2fedfb09fc (このIDを非表示/違反報告)
suttyon(プロフ) - きらさん» ありがとうございます！楽しみにしててください〜☺︎ (2022年11月30日 22時) (レス) id: e426a626de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：suttyon | 作成日時：2022年11月24日 1時
