26話 ページ27
Aside
ピロン
自分の家に帰ってきてちょっと経ったころ、ころちゃんからラインが来た。
ころんA、明日2人で話したいことがある。放課後、教室に残って。
急にどうしたんだろ。そう思いながらも、
『わかった』と返信をした。
次の日の放課後になりました〜(小説の力)
ころん「A。」
みんな帰って、教室には私ところちゃんの2人だけだった。
A「話って、なに…？」
ころん「ずっと…Aのことが好きでした。Aに好きな人がいることはわかってるし、付き合いたいとかわがまま言えない。でも、想いだけ、伝えさせて。」
告白…？
ころちゃんが、私のことを好き…？
ころちゃんが悩んでたりすると悲しいのは、ころちゃんが好きだからなのかな…。
私は、ころちゃんが好きだったんじゃないかな…。
A「私、ころちゃんのこと好きだったんだと思う。正直、好きって気持ちちゃんとわかんないけど…。ころちゃんとなら、付き合ってみたいとか思う。」
ころん「え…？いや、なに言ってんの。Aには、好きな人いるじゃん。」
A「わかんない。でも、ころちゃんが元気ないと、私も自然と元気なくなっていったり、ころちゃんが笑ってると嬉しかったり。それは、好きじゃないの？」
ころんside
Aは、さとみくんが好きに決まってる。
なのに、付き合ってみたいなんて。
僕は、別の人が好きなんじゃないのか、と聞いてしまった。
わかんない、とAは言った。
A「多分、ころちゃんのことが、好きなんだと思う。だから、付き合ってみたい。」
僕は、なにも言えなかった。
せっかく名前と付き合えるのに、ここでお前はさとみくんが好きなんだよ、なんて言うべきなのか。
わからなかった。
自分の中で、悪魔と天使が喧嘩してるような感覚。
自分の気持ちと、Aの本当の気持ち。
どっちをとる。
ころん「じゃ、じゃあ…付き合ってほしい。」
A「…うん。」
こんな形で付き合って、よかったのか。
なにもわからない。
考えたくなかった。
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ずあ - 今頃コメントすみません！号泣しました…！映画一本作れますよ。これ。応援してます！ (2019年8月5日 2時) (
レス) id: 4e94af6b8d (このIDを非表示/違反報告)
Mikazu - すごい (2019年6月25日 20時) (レス) id: babb1e82b9 (このIDを非表示/違反報告)
みさき - 最高でした！！ (2019年5月14日 18時) (レス) id: ffb88be4b8 (このIDを非表示/違反報告)
からぴり - ころんくんがいい子すぎてほんとに泣けます(T_T)すとぷりメンバーも素敵、本当に泣けます(T_T) (2019年5月2日 17時) (レス) id: 246b598037 (このIDを非表示/違反報告)
涼音(プロフ) - いくみさん» 書いてくれるんですか？！みたいです！ (2019年4月26日 23時) (レス) id: 8e8fc6a313 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いくみ | 作者ホームページ：飲んでなくない？🍺∩(´^ヮ^｀)∩🍺 うぉううぉう！...
作成日時：2018年11月20日 23時
