『ねえ前世って信じたりする?』 休み時間、Aはさとみに問いかけた。 「何急に、あるわけないだろ。お前は信じてんの?」 『…ううん、ちょっと気になっただけだから気にすんな』 Aは少し寂しげな顔を見せた。さとみは胸がザワザワした。 「お前、どうしたの?」 『お前じゃなくてAって呼べって言ってんじゃん。何回言っても分かんないくらいバカなの?』 煽るような言葉とは裏腹にAの顔は暗かった。 「お前本当やかましいな」 『褒め言葉ありがと』 ニヤッとしたAを見てさとみは胸のザワザワをかき消す。 気のせいだ。俺は何も知らない。
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世間では桃色王子とか言われてるけど私にとっちゃただの腐れ縁 めも【苺】 押してだめならさらに押せ!〜桃くん〜
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作者名:める x他1人 | 作者ホームページ:なし 作成日時:2024年1月27日 19時
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