1 ページ2
「A！早く起きて！遅い！」
朝起きて最初に聞いた声がるぅとの不愉快な声とか最悪。そんな顔をしてAは起き上がりました。ひどいです。
Aは無言で眼鏡をかけた。
眼鏡かけてもかわいいんだったら眼鏡外したらもっとかわいいって分かりそうなものですけどね。
『分かりましたよ…あー、寒』
「寒いのは僕もなんだけど！冬の朝からわざわざマンションの隣の家に来る労力他に回したい！」
思ってもいないことをAに言ってしまうのは今に始まった事ではないけど、ちょっと落ち込む。
『じゃあ来なきゃいいじゃないですか…莉犬くんたち待ってるんですよね？』
髪の毛を櫛でとかしながらリビングに向かうAの隣についていく。
「Aのお母さんに頼まれてるの。知ってるでしょ？それに莉犬たちもAがいるの普通になってるし」
Aの親は仕事場が一緒でどっちも海外で仕事しているから朝の弱いAは起きれないんです。
だから同じ高校で幼馴染の僕がお願いされてる。
『知ってるけどるぅとは朝から女子の部屋に来るの気まずいとか無いんですか…』
「僕Aのこと女の子に見えないから大丈夫かな」
『100年だけ黙れます？』
睨んできたAに微笑みを返して軽く受け流す。
Aはツンデレさんですからね。しょうがないです。
「はい、これ食べてー」
『毎朝るぅとママの手作りおにぎりって申し訳ないんですけど…。るぅとママ、おにぎり作るスキルだけ上がってません？』
「上がってるよ」
リビングの椅子の座ったAにお母さんの手作りおにぎりを渡す。
僕のお母さんはAが実質一人暮らしなのめっちゃ気にしてるから僕にA用のおにぎり渡してくるんですよね。
Aもそろそろ飽きると思うんですけど美味しそうに食べてるからお母さん喜んでるし。
『申し訳な…今度お菓子持っていきましょうかね』
「別に良いでしょ。ほら、早く食べて。学校」
『はいはい』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 42人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
いちごぱふぇ。(プロフ) - める@愛方:りーにゃさん» ありがとうございます！最近書けてないので…更新頑張りますっ！ (4月18日 19時) (
レス) id: dade9ddf90 (このIDを非表示/違反報告)
める@愛方:りーにゃ(プロフ) - コメントほんとに遅れてすみません💧ずっと更新されてるのは楽しく読んでたんですけど💦いちごぱふぇ。さんの夢小説の書き方読みやすくてめっちゃ好きです❕🫶🏻ご自分のペースで更新頑張ってください❕ (4月17日 21時) (レス) id: e9e21c49d6 (このIDを非表示/違反報告)
いちごぱふぇ。 - さくらさん» コメントありがとうございます。今まで更新していためる様程の語彙力は無いのですが(笑)、更新頑張りますね。絶賛下書き中なので、もうすぐ更新できるかもです！ (3月25日 13時) (レス) id: 3e82b3abfb (このIDを非表示/違反報告)
さくら - すごく面白かったです!頑張ってください (3月25日 8時) (レス) @page8 id: cb8494fe8c (このIDを非表示/違反報告)
いちごぱふぇ。 - めいさん» わあ！ありがとうございます。頑張りますね！ (3月5日 18時) (レス) id: 3e82b3abfb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：める&いちごぱふぇ。 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/n15a76543b1
作成日時：2024年1月24日 16時
