No.67 ページ33
「でな、その時兄貴が、助けてくれたんだよ!」
『それはすごいですね!私も左馬刻さんみたいなお兄ちゃん欲しかったなぁ…』
「兄貴妹さん、いるぞ!」
『え、そうなんですか?』
「おう!確か、合歓ちゃんって名前だった!」
『その合歓さん羨ましいですね…』
「あ、ここに兄貴たちがいるぜ!」
コンコン
「兄貴〜プロデューサーって人が来ました!」
左馬刻「おう、入れ。」
『失礼します』
左馬刻「待ってたぞ。」
銃兎「こんにちは。ゆうなさん。」
『こんにちは。銃兎さん!
あれ?理鶯さんはまだ来てないんですか?』
理鶯さん、どこにいるんだろう…?
左馬刻さんと、銃兎さんの顔が引きつった。
左馬刻「あ、あ〜理鶯、な。」
銃兎「か、彼は今、キ、キッチンに… 」
銃兎さんと左馬刻さんは、なにか恐ろしいものが今にもやってくるみたいな表情をしていた。
『お二人共、なにか怖い顔してますよ?
何かありました?』
左馬刻「ゆうな。
理鶯の飯に気をつけろよ。」
左馬刻さんに続いて、銃兎さんが言う。
銃兎「理鶯の料理は実は、材料が、すごくて、見た目がえげつないのですよ…」
あ〜そういうことか。
『大丈夫ですよ!味は美味しいんですよね?』
左馬刻「よく分かったな。味はいいんだ。味は。でも見た目が…」
『私、見た目がグロテスクな料理は食べ慣れてるので大丈夫ですよー!』
凛月くんの料理沢山食べてるし…
料理は見た目が全てじゃないって分かってるし。
カチャ
理鶯「ゆうな。来たのか。」
『あ、理鶯さんこんにちは!』
理鶯さんが料理を持っていた。
あーこれは普通の人ならビックリするやつだ…
凛月くんと並ぶレベルだね…
理鶯「確かゆうなは仕事依頼しに来たのだろう?」
『はい!』
理鶯「なら、この料理を食べながら、話そう
それでいいか?左馬刻。銃兎。」
左馬刻「お、おう……」
銃兎「大丈夫ですよ…」
2人ともバトルの時より覇気が消えてる…
ゲテモノ苦手なのかな…?
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作者名:ルナっち | 作成日時:2020年5月26日 14時