No.48 ページ13
side左馬刻
ゆうなと2人の男の助けもあってか、俺らは無事に帳兄弟を倒すことが出来た。
『みなさん、ご無事で何よりです!』
三郎「ゆうなさんは何故ここに…?」
どうやら、ゆうなはここにいる全員と顔見知りらしい。
『さっきも言った通り、乱数さんに呼ばれました!』
乱数「ボク、ナイスプレイでしよ!」
『焦りましたからね!でも、無事で本当に良かったです…!』
銃兎「今回は助かりました。ありがとうございます。ところで、そちらの2人は…?」
万里「俺ら?俺は摂津万里。でそっちは御影密さん。」
『劇団員なんです!』
劇団員ってこんなに強いのか…?
万里「ゆうなが1人で向かおうとしたんで助けに来ました。」
『万里くんは強いんですよ!』
万里「ゆうなも充分つえーだろ!
回し蹴りしてたじゃねえか!」
『あ〜やってみようと思ったら出来ちゃって!』
出来ちゃったって……こいつの身体能力異常すぎるだろ。
二郎「ゆうなの蹴り技かっこよかったな!なんで蹴り技なんだ?」
確かに、ゆうなは蹴り技ばかりで拳を使わなかった。
『あ〜私ってプロデューサーだからさ。
アイドルたちの服を作ったりするの。
だから、人を殴ったりする汚い手でアイドルたちの服を作るのはよくないからね!』
万里「そうだったのかよ!」
『まあ蹴り技も良くないけどね〜』
こいつ、そんなことも考えてんのか?
こんなプロデューサー存在するんだな。
他の奴らも目を丸くしていた。
俺らが呆然としていたら、ゆうなは
『では、私たちはこれで…!
あ、そうだ!』
思い出したかのようにゆうなが手を叩いた。
『皆さんに仕事の依頼があるんで、あとで連絡しますね!では!』
万里「あ、よかったら俺らの公演見に来てくださいね〜密さん、行きますよ。」
密「ん。」
そう言うと、ゆうな達は帰っていった。
俺らはなんの事か分からなかったが、
ゆうなは、やっぱり面白いやつだなと改めて思った。
只者じゃねぇな
でも、まさか仕事の依頼の内容がバラエティ番組のゲストの依頼だなんて思わなかったけどな。
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作者名:ルナっち | 作成日時:2020年5月26日 14時