ぶつかった相手はプロデューサー！？！？ (ページ31)

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Ｎｏ．30 ページ31

sideゆうな

ｺﾝｺﾝ

？？「どうぞ」

左馬刻「先生来たぜ」

？？「左馬刻くん。待っていましたよ。
彼女が左馬刻くんが言ってた人かな？」

この人、見たことある…ロングで背の高い、確か神宮寺寂雷さん。

衣装が白衣だったけど、医者をやっていたんだ

『私、Aゆうなと言います。今日はよろしくお願いします！』

寂雷「ご丁寧にありがとう。私の名前は神宮寺寂雷です。」

寂雷さん、座ってても大きい…

何ｃｍあるんだろうな…

寂雷「さて、今から触診をしていくから、痛いところがあったら言ってくださいね。」

『はい』

検査が始まった。

痛いと思ったのは後頭部。どうやらアザみたいになっているらしい。そして、切り傷が少しあるみたい。
これも浅かったため、大丈夫らしい。

幸い、脳に異常はなかった。

これであったら、たくさんの人に迷惑をかけてしまうから、本当に良かった。

寂雷「後頭部のアザ、傷がみられますね。脳は他の部分と比べて出血しやすいので、また出血する場合があります。

その時は慌てずに止血して、また訪れてくださいね。」

『はい』

寂雷「それにしても、頭に古い傷がありますね。そこの傷は痛みませんか？」

『あーあはは…』

左馬刻「お前、そんな傷があったのか。」

私には2年前の傷がある。

『左馬刻さん、銃兎さん、理鶯さん。
先程の話ですが、私、1度だけプロデューサーをやめたいって思ったことがあるんです。』

何故この人たちに話し始めたのは私でも分からない。

もしかしたら誰かに聞いて欲しかったのかもしれない。

私は話し始めた。