カエルが４５匹 ページ46
そしてその夜、私の住む場所はなくなり、またホテル暮らしに戻った。
別に･･･寂しくなんてないわ。
だって赤井さんはまた戻って来るんだもの。
そう、だから悲しむ必要なんてないの。
そうベランダに座って、夜空を眺めた。
「ケロッ」
そんな時、私の目から涙が溢れ出た。
悲しくないのに･･･寂しくないのに･･･何故か涙が溢れんばかりに流れた。
そっか･･･あなたは悲しいのね？梅雨ちゃん
この前まで一緒にいた友達が死んじゃうんだもの･･･それは確かにとても悲しい事だわ。
「ごめんなさい･･･梅雨ちゃん･･･私･･･あなたの気持ち全然考えてなかった。本当に･･･ごめんなさい」
そう自分の体を抱きしめ、私は何度も梅雨ちゃんに謝った。
そんな時･･･
「そこの素敵なお嬢さん」
「ケロ･･･？」
頭上から優しそうな声が聞え、私は顔を上げてその声の正体を見た。
目の前に立っていたのは･･･
「そんなに泣いていると、せっかくの可愛らしさが台無しですよ」
「･･･」
怪盗キッドだった。
彼のキザなセリフと登場で、自然と涙も止まり、
さっきまでの悲しみの感情はどこへ行ったのか、無の感情へと変わった。
私は無言で立ち上がり、室内に戻りベランダの窓を閉めて鍵をかけカーテンを閉じた。
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五月七日(プロフ) - 梅雨ちゃん可愛すぎ！！続きが気になります！ (2019年2月16日 19時) (
レス) id: 05191dc1a4 (このIDを非表示/違反報告)
真龍(プロフ) - キタァァ！！！！！ (2018年9月28日 17時) (レス) id: cad0db13a6 (このIDを非表示/違反報告)
真龍(プロフ) - うん、愛してる←え？ (2018年9月18日 19時) (レス) id: cad0db13a6 (このIDを非表示/違反報告)
めいめい - 可愛いぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ！！たのしみにしてます！ (2018年9月7日 16時) (レス) id: 75168e9d82 (このIDを非表示/違反報告)
猫 - 梅雨ちゃああああん！！！可愛いよおおおお！！！そして赤井さんかっこいいいい！！更新頑張ってください！楽しみにしています！ (2018年7月25日 12時) (レス) id: c61b8429ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：meniichan | 作成日時：2018年5月1日 19時
