トリップしたらカエル系女子になった件【名探偵コナン】

カエルが２５匹 ページ26

こんにちは、いいえ、今はこんばんはね。
私は今どこにいると思う？


正解は･･･阿笠博士の家の前よ。

哀ちゃんが風邪をひいたってコナン君から聞いて様子を見に来たのだけれども
本当はそんな目的のために来たわけじゃないわ。確かに哀ちゃんの風邪も心配だけどね。


私は阿笠博士の家のインターホンを鳴らした。

しばらくすると、マスクをつけた哀ちゃんがドアを開けて出てくれた。


「こんばんは」

哀「あなたは･･･」

「久しぶりね哀ちゃん。バスジャック事件の時以来かしら」


哀「何の用？」

「哀ちゃんが風邪をひいたって聞いて心配で様子を見に来たの。
上がってもいいかしら？」

哀「･･･えぇ、いいわ」


そう言って哀ちゃんはチェーンロックを外そうと手を伸ばしたその時･･･


ジョディ「ハーイ」

「ケロッ」

哀「！！」


後ろを振り返ると、そこにはジョディ先生が立っていた。
やっぱり･･･今日はあの日なのね。


「ジョディさん！？」

ジョディ「Aさんも来ていたんでーすね」

「Aちゃんと呼んで」


哀ちゃんはジョディ先生を見るなり、慌ててドアを閉めようとしたが、
ジョディ先生がドアに足をかけてそれを阻んだ。


ジョディ「Oh Sorry、驚かせてゴメンナサ〜イ」


ジョディ先生は新出先生の車が故障したと偽って、変わりに病院に連れて行くと言った。
それを信じた哀ちゃんはジョディ先生の車に乗った。
もちろん私も乗っているわ。哀ちゃんのことが心配だからと言って乗せてもらったの。

そして、私たちを乗せてジョディ先生の車が動き出した。


さぁ、始まるわよ。満月の夜の二次ミステリーが･･･

カエルが２６匹→←カエルが２４匹

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す