トリップしたらカエル系女子になった件【名探偵コナン】

カエルが１３匹 ページ14

「ケロケロ♪」


どうも、蛙吹Aよ。今私は何処にいると思う？
そう、ポール＆アニーのアニマルショーの前よ。
丁度見に行った後なの。白いライオンのキーホルダーも買ったしもう上機嫌♪

コナン君たちと鉢合わせしないように行ったから面倒事には巻き込まれないはず･･･

と、思った･･･



アニマルショーを見に行った帰り、ある一つの車が私のところで止まった。
その車は･･･何処か見覚えがあった。
車に乗る人物を確認してみると･･･やはり


「ケロ･･･！赤井さん！？」

赤井「A。いいところで会ったな。一緒に来てくれ」

「ケロ？」


半ば強制的に車に乗せられ、そのまま連れて行かれた。

あ、これは巻き込まれたかもしれない･･･

それから私の予想通り、大量のパトカーによって犯人が乗る偽パトカーが止まり
犯人達は逮捕され、誘拐されたジェイムズ・ブラックさんが救出された。


赤井「流石ですね。とっさにあんな暗号を残すとは･･･
いつ気づいたんです？彼らが偽刑事だと」

ジェイムズ「彼らが私に当たり前のように日本語で話しかけて来た時だ。
彼らが刑事で、しかも私のことを日本語が話せる外国人だと知っているなら、
最初に名前ぐらい確認するはず。だから分かったんだ。
しかし、驚いたよ。君があの長い髪をバッサリ切るとはな」

赤井「げん直しですよ。恋人に振られっぱなしなもんで｣


恋人＝宿敵よね？赤井さん


ジェイムズ｢それで、わざわざ私を呼び寄せたのだから
その恋人とは寄りが戻せそうなのか？｣

赤井｢ええ、後悔させてやりますよ。私を振ったことを･･･血の涙でね｣


かっこいいわ、赤井さん


ジェイムズ「ところで、後ろにいるこのお嬢さんは誰なのかね」


赤井「彼女は･･･将来なる私の妻です」

ジェイムズ「え？」

「赤井さん、やめて。その冗談」


その後、ジェイムズさんと自己紹介をして私たち３人はお昼の食事に行った。

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