56話 有頂天探偵社 ページ7
翌日
A「おはようございます」
いつものように探偵社に向かい、中に入ると、そこにはメイド服を着た鏡花ちゃんがいた。
敦「あ、Aちゃん。おはよう」
A「あの、これは?」
敦「僕にも何がなんだか・・・国木田さん」
そう言って国木田さんに視線を送る中島さん。
国木田「そんな目で見るな敦。俺も止めたのだ」
敦「大丈夫なのでしょうか。彼女は一応殺人犯で・・・」
谷崎「・・・拙いかな」
敦「谷崎さん達が良くても、譬えば乱歩さんなんて特にこの手の規則を気にするんじゃあ」
谷崎「あ、それは大丈夫」
すると勢いよく扉が開いた
江戸川「ただいまぁ〜!」
谷崎「乱歩さんが一番浮かれてるから」
谷崎さんは江戸川さんを指して言った。
江戸川「これ先刻話した練ると色が変わるお菓子!練っていいよ!」
敦「(小学生の兄弟・・・?)」
江戸川「でも食べるのは僕だけどねー」
鏡花ちゃんの練っていたお菓子をとった
敦「抑々どうして彼女が探偵社に?」
福沢「私が呼んだ」
後ろから社長の声が聞こえた。
国木田「社長。この娘が昨日報告した・・・」
福沢「軍警と市警の動向は?」
国木田「既に複数の隊が検分を始めています。マフィアの隠蔽の甲斐あってか、身元までは割れていませんが・・・」
福沢「身元引受人が入れば別だが」
鏡花ちゃんの方を見てそう言う社長。
そして、しばらくの沈黙の後鏡花ちゃんは口を開いた。
鏡花「此処に置いて下さい」
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meniichan(プロフ) - 猫さん» コメントありがとうごさいます!これからも頑張っていきますのでよろしくお願いします! (7月8日 23時) (レス) id: cbf4c75b89 (このIDを非表示/違反報告)
猫(プロフ) - 面白いです!!!応援してます!! (7月8日 22時) (レス) @page50 id: ff465b59e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:meniichan | 作成日時:2023年4月5日 11時