32話 運命論者の悲み ページ33
次に目を覚ますと、私はベッドに横になっていた。
中島さんと国木田さんがいる。
はっ！そうだ、谷崎さんとナオミさんは！？
敦「！Aちゃん！大丈夫！？」
A「中島さん･･･はい、私は見ての通り無事です。中島さんも無事でよかったです」
敦「そっか、よかった」
国木田「起きたか。小娘」
A「国木田さん･･･谷崎さんとナオミさんは？」
国木田「安心しろ、二人とも無事だ」
A「そう、ですか･･･よかった」
谷崎「ギャアアアア！！」
A「！」
突然谷崎さんの悲鳴が聞こえてきて、私は思わずびくりとした。
A「あ、あの･･･あの部屋の向こうで何してるんですか？」
国木田「心配するな。与謝野先生の治療だ」
治療って･･･どんな治療？
大丈夫かな？谷崎さん
国木田「聞いたぞ小僧。七十億の懸賞首だと？出世したな。マフィアが血眼になるわけだ」
七十億って･･･！
というか中島さん賞金首にされてたの！？
敦「そうです！どどどうしよう！マフィアが探偵社に押寄せてくるかも！！」
国木田「狼狽えるな。確かにマフィアの暴力は苛烈を極める。だが動揺するな。動揺は達人をも殺す、師匠の教えだ」
そして、手帳をめくった
敦「あの･･･手帳逆さまですよ？」
国木田「･･･」
手帳の向きを戻して中島さんを見た。
国木田「俺は動揺していない！！」
勢いよく椅子から立ち上がりそう言う国木田さんは、明らかに動揺している様子だった。
国木田「マフィア如きで取乱すか！仮令今ここで襲撃されようと俺が倒す！あれをこうしてぱしっと動きいい感じにぐっとやって倒す！」
二人は思った
"説明がヤワヤワだ"と
国木田「ふん、奴らは直ぐに来るぞ。お前が招き入れた事態だ。自分で出来る事を考えておけ。ところで小僧、小娘。先刻から探しているんだが眼鏡を知らんか？」
A「頭に乗っていますよ？」
国木田「･･･俺は動揺していない！！」
この人、ホントに大丈夫かな･･･
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meniichan(プロフ) - 天雨さん» コメントありがとうございます！体調に触らない程度に頑張っていきますのでよろしくお願いします！ (2023年3月30日 18時) (
レス) @page38 id: cbf4c75b89 (このIDを非表示/違反報告)
天雨(プロフ) - モブサイコ好きなのでこの作品と出会えてとても嬉しいです。すごいハイペース更新にびっくりしています。体調に触らない程度に頑張ってください！ (2023年3月30日 17時) (レス) @page39 id: 7a092e5baf (このIDを非表示/違反報告)
meniichan(プロフ) - リノさん» こんな作品を楽しんでいただけてとても嬉しいです！これからも更新頑張ります！ (2023年3月30日 2時) (レス) id: cbf4c75b89 (このIDを非表示/違反報告)
リノ(プロフ) - モ〇サイコ要素が多めに入ってて読んでて楽しいです！続き全裸待機しときますね！！ (2023年3月29日 21時) (レス) @page38 id: cc90a56098 (このIDを非表示/違反報告)
meniichan(プロフ) - 終兎さん» コメントありがとうございます！これからも更新頑張っていきますのめよろしくお願いします！ (2023年3月29日 21時) (レス) @page1 id: cbf4c75b89 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：meniichan | 作成日時：2023年3月25日 20時
