14話 ムチムチギャンブラー ページ15
帝統「まぁ、お前らも大人になりゃ分かるさ。ギャンブルの面白さをな」
A「でも、裸になってまでギャンブルはしたくないな〜」
帝統「うぐっ！」グサッ
恵「私も同感だ」
美国「アタイも！」
帝統「お前ら･･･いでで！」
立ち上がろうとし、腰を痛めて再びしゃがみ込んでしまう帝統。
A「大丈夫？まだ腰痛いの？」
帝統「あぁ･･･しばらく安めばその内治る」
恵「腰が痛いならマッサージすればよくなるんじゃないか？」
帝統「えっ？やってくれるのか？」
恵「いや、やるのは私たちじゃない。同居人にマッサージが得意な奴がいる。今そいつに電話する」
帝統「ほ、ホントか！？何から何まで･･･お前ら、ホントにいい奴らだな！」
そして、恵が電話で呼び出したのは･･･
天彦「初めまして。ワールドセクシーアンバサダー、世界セクシー大使、天堂天彦です。恵さんに呼ばれて来ました。以後、お見知りおきお」
A「また変な人が来た！」
美国「か、かっこい〜！」キラキラ
天彦お兄さん
とにかくセクシーなお兄さん。
何にでもセクシーさを見出だす芸術肌
趣味はポールダンスでお兄さんの部屋には99本のポールがあるよ！
詳しくは"カリスマ"で検索してみてください★
帝統「えっ･･･なんだ、こいつ」
恵「世界セクシー大使」
帝統「だからなんだよそれ」
天彦「ワールドセクシーアンバサダー、世界セクシー大使、天堂天彦です。今夜はご指名ありがとう」
帝統「いや意味分かんねぇよ！なんなんだよ世界セクシー大使って！つーか今明るいし！」
恵「そんなことより、この人有栖川帝統って言うんだけど･･･腰を痛めちゃったみたいなんだ」
天彦「おや、それはセクシーですね。では、この天堂天彦があなたの体を解して差し上げましょう」
天彦はそう言うと、ジャケットを脱いでＹシャツ姿になり帝統に近付いた。
天彦の妖艶な気圧に、帝統は背筋が凍りつき思わず身を引いてしまう。
帝統「ち、近付くな･･･！」
天彦「そんなに怯えないで、大丈夫。優しくしてあげますから」
帝統「や、やめろッ！マジやめっ！
アーッ！！」
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作者名：meniichan | 作成日時：2022年10月8日 5時
