1話 アキハバラの小さな侵略者 ページ2
アキハバラの公園にひっそりと佇む怪しげな小屋。
ここは世界征服を目論む「MORUMORU!!」のアジトである。
美国「3倍アイスクリーム!!!」
A「うわっ!急にどうしたの?」
美国「いや、何か急に叫びたくなって〜」
A「なにそれ・・・」
突然叫びだした青いツインテールの少女は、初海美国。MORUMORU!!のリーダーである。
大きなリボンが特徴的な金髪の少女は、鏡A。チームのムードメーカーである。
そして3DSでゲームをしているこの緑髪でゴーグルを着けた少女は、目黒恵。とにかくマイペースな少女である。
美国「諸君!昨夜はよく頑張ってくれた!この調子で世界征服を進めていくぞ!」
A「おー!でも、昨日は女の人をチンピラから助けただけだよね?」
美国「フッ、分かっていないな〜。人助けも立派な世界征服の活動の一つなのだぞ?アタイらに助けられた人間は、アタイらに感謝し、尊敬し、そしてアタイらの忠実の下僕となる。という訳だ」
A「なるほど〜。じゃあこれからもバンバン人助けしないとね!」
恵「ところで、今回の活動は?」
美国「うむ・・・今回は、ここだ!」
イケブクロディビジョンと書かれたホワイトボードをバン!と二人に見せる。
美国「イケブクロディビジョンでゲリラライブ!」
A「えっ!?イケブクロ!?本当に!?」
美国「おうよ!もうこのアキハバラはアタイらの市中。アキハバラを拠点とし、他のディビジョンをこのヒプノシスマイクでアタイらの市中としていく。そして、MORUMORUは全世界へと知れ渡り、世界中の人間がアタイらにひれ伏す。これがアタイが考えた計画だ!」
A「おお!!でも、そんなに上手くいくのかな?」
美国「大丈夫!何せアタイらは世界一・・・いや、宇宙一最強のチーム"MORUMORU"なんだからな!」
恵「イケブクロを制覇するのはいいけど、夜での活動は控えない?昨日お兄さんに"夜遅くまで遊び呆けるなんてマフィアですか"ってめちゃくちゃ叱られたんだ」
A「マフィアって・・・」
美国「うーん・・・それもそうだな。アタイも怒られたし」
そして今日も彼女たちは、世界征服の為に活動するのであった。
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作者名:meniichan | 作成日時:2022年10月8日 5時