27話 四人目の一年生 ページ29
ついた先は、呪いの匂いがプンプンするいかにもいそうな怪しい建物。
伏黒「いますね。呪い」
虎杖・釘崎「「嘘つきー！！」」
先程まで目をキラキラしていた二人だったが、当然騙された事に怒り文句を言った。
虎杖「六本木ですらねー！！」
釘崎「地方民を弄びやがって！」
五条「近所にでかい霊園があってさ、廃ビルとのダブルパンチで呪いが発生したってわけ」
虎杖「やっぱ墓とかって出やすいの？」
伏黒「墓地そのものじゃなくて、墓地＝怖いって思う人間の心の問題なんだよ」
虎杖「あー、学校とかも似た理由だったな」
釘崎「ちょーっと待って。コイツそんなことも知らないの？」
伏黒「実は･･･」
釘崎「飲み込んだぁ！？特級呪物をぉ！？」
まぁ、当然の反応だよね。
釘崎「きっしょ！！ありえない！！衛生観念キモすぎ！！」
手でバツを作りながら無理を連呼する釘崎さん。
虎杖「んだと？」
伏黒「これは同感」
A「うん」
五条「君たちがどこまでできるか知りたい。ま、実地試験みたいなもんだね。
野薔薇、悠仁。
2人で建物内の呪いを祓ってきてくれ」
釘崎「げっ」
虎杖「あれ、でも、呪いは呪いでしか祓えないんだろ。俺、呪術なんて使えねぇよ？」
五条「君はもう、半分呪いみたいなもんだから。体には呪力が流れているよ。
でもまぁ、呪術の制御は一朝一夕じゃいかないから、これを使いな」
そう言うと、五条は虎杖に呪具を渡した。
虎杖「おぉ」
五条「呪具 "
釘崎「ダサ」
釘崎はそう言って、先に建物に入っていった。
五条「あ、それから」
虎杖「ん？」
五条「宿儺は出しちゃ駄目だよ。アレを使えば、その辺の呪いなんて瞬殺だけど、近くの人間も巻き込まれる」
虎杖「分かった。宿儺は出さない」
釘崎「早くしろよ！」
虎杖「はいはい」
五条「いってらっしゃーい」
二人を見送った後、私たちはコンクリートのブロックに三人で並んで座った。
あれ？なんで私真ん中？
伏黒「やっぱ俺も行きますよ」
五条「無理しないの。病み上がりなんだから」
伏黒「でも虎杖は要監視でしょ」
五条「まぁね〜。でも今回試されてるのは、野薔薇の方だよ」
五条「大丈夫だよ。これくらいで悠仁は死なないから」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 456人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ショコラ女帝様(プロフ) - 物語シリーズは、羽川翼推しなので、めっちゃ嬉しいです！ありがとうございます！応援しているので、頑張ってください！(*≧∀≦)人(≧∀≦*)♪ (2021年1月18日 2時) (
レス) id: 66813c167e (このIDを非表示/違反報告)
勿忘草 - 猫がチートという言葉使った時に吹き出してしまいました。何処で知ったのw (2021年1月17日 14時) (レス) id: a69079c5f6 (このIDを非表示/違反報告)
ひよこ - 当たったー！夢主ちゃん可愛いです。応援しています！ (2020年11月27日 13時) (レス) id: 840ae1844c (このIDを非表示/違反報告)
meniichan(プロフ) - はい！主人公ちゃんは羽川翼をモデルにしています！ (2020年11月26日 0時) (レス) id: 4d28e4eef1 (このIDを非表示/違反報告)
ひよこ - 違ったらすみません。(´・ω・`) (2020年11月25日 22時) (レス) id: 840ae1844c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：meniichan | 作成日時：2020年11月6日 11時
