33話 ページ33
「まったく、そんなんだから2人ともいつまでたっても歯が立たないんですよ」
グリム「ふ、ふなっ・・・」
デュース「ぐっ・・・し、しかし・・・一体どうしろって言うんだ」
「簡単な事です。みんなで力を合わせるのです」
エース「力を合わせるって・・・ハッ、何ソレ寒っ」
「人は1人だと何もできない繊細な生き物です。でも、人と人が協力しあえばどんな困難にも打ち勝つことができます。なので、ここは一度作戦を立てて一致団結して協力し合うべきです」
エース「なに言ってんだお前・・・」
デュース「同感だ。こいつと協力なんかできるわけがない」
グリム「でも・・・入学初日で退学って、もっとダセー気がするのだ」
エース「うっ、それは・・・」
デュース「・・・」
グリムさんの一言がかなり効いたのか、2人は黙ってしまいました。
よし、これでトドメです。
「協力できないのであれば、そのまま退学でもいいんですよ?私は。でも、転校初日で退学なんてしたら苦労してあなた方を名門校に進学させてくれたご家族の方々はなんて言うんですかねぇ?」
デュース「!!」
グリム「ユウ、笑顔が黒いんだゾ・・・」
私がそう笑顔で言うと、特にデュースが私の言葉が効いたようです。
エース「・・・はぁ、わぁったよ。やればいいんでしょ。やれば!で、どんな作戦?」
ーーーーードワーフ鉱山・鉱山入り口
グリム「なぁ〜・・・ほんとにその作戦で上手くいくのかよぉ・・・こわ・・・いや、不安なんだゾ」
「大丈夫です。きっと何とかなります」
デュース「ああ。・・・行こう、ユウ!」
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meniichan(プロフ) - コメントありがとうございます!これからも頑張って行きますので、よろしくお願いします! (2020年8月15日 9時) (レス) id: 4d28e4eef1 (このIDを非表示/違反報告)
サマー・ルナ(プロフ) - 人類は衰退しましたとのクロスオーバー、とっても面白いです! (2020年8月13日 23時) (レス) id: bcb04ca200 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:meniichan | 作成日時:2020年6月20日 0時