まさかジョジョの世界にトリップするとは･･･ (ページ50)

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48話　ボスからの最終指令ページ50

「塔内」

ボス「どういうつもりなのだ･･･私は今回のお前の仕事ぶりに尊敬の念抱いていたのに。幹部になったのが嬉しくって欲が出たのか？それとも自分の実力を過大に評価し、私を追い越せると自惚れたのか？」

ブチャラティ「トリッシュが目を覚ましたら、父親など最初からいなかったと伝えておこう」

ボス「トリッシュだと？トリッシュがなんだと言うのだ。娘の事などお前には何の関係もない」

ブチャラティ「貴様に･･･俺の心など永遠に分かるまいッ！」

顔にジッパーをつけ中から携帯電話を出し、ジョルノに連絡を入れた。

ブチャラティ「ジョルノか？」

ジョルノ『ブチャラティ！えぇ、移動してることは既に分かっています。
ボスの体につけたブローチの位置なら、正確に分かります。
今、地下納骨堂の階段下ッ。下りたところ約2メートルの柱の側にいますッ』

ブチャラティ「！」

ジョルノ『しかし待て！ブチャラティ！何かただならぬ事が起こっているんだッ！』

しかし、ブチャラティはジョルノの忠告も受けずに柱に攻撃し、ジッパーをつけてボスを炙り出そうとした。

ブチャラティ「食らえ！『スティッキー・フィンガーズ！！』」

姿を現したボスにすかさずラッシュで攻撃した。
しかし、柱の影にいたのはボスではなくブチャラティ自身だった。

ブチャラティ「こ･･･これは･･･何が起きてッ」

ボス「選別変わりに･･･見せてやったのだ。最後だから教えてやろう。
お前がたった今目撃し、そして触れたものは未来のお前自身だ。数秒過去のお前が未来のお前自身を見たのだ。これが、我が『キング・クリムゾン』の能力。時間を消し去って飛び越えさせたッ」

いつの間にか後ろに移動していたボスは背中に拳を突き上げようとしたその時･･･

ドゴンッ！！

ボス「ッッ！！」

ブチャラティ「！！」

突如として目にも留まらぬもの凄いスピードでエミリアがボスを突き飛ばした。

ボスは柱にぶつかり、吐血した。

ボス「がはっ･･･なっ･･･何が起きた･･･ッ！」

ブチャラティ「エミリア！？なぜここに･･･！！」

そう言うブチャラティだったが、ある事に気がついた。

そう、一人だったエミリアがいつの間にか二人に増えていたのだ。

続編↓

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