まさかジョジョの世界にトリップするとは･･･ (ページ43)

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41話　ホワイト・アルバムページ43

ジョルノ「ミスタ！エミリア！急いで車から脱出をッ！」

ギアッチョを外へ突き飛ばす事に成功したが、ジョルノの両手は凍りつき、片手が砕けた。

ジョルノ「！！」

エミリア「ジョルノ！！」

ミスタ「お前･･･既に体が･･･！」

ジョルノ「既に理解してるとは思いますが、ミスタ、エミリア。僕らの最優先は例の物をゲットする事であり･･･あれを手に入れる事が僕らへの勝利です」

ミスタ「ッ･･･」

ミスタは前方のライオン像に目を向ける。

ジョルノ「周りが大量な水だと、車が凍るのは遅いッ、だからこの運河にッ。僕の事はいい！早く脱出をッ！」

ミスタ「分かってるぜジョルノ！たが、勝利って言うところが気に入らねェ！ヤツをぶっ殺して俺らもお前ェも無事にあれを手に入れる事ッ、それが勝利だッ！」

ジョルノ「！」

エミリア「アイツの相手は私がする。ミスタ！お前は例のあれを取りにいけッ！」

ミスタ「分かったぜエミリア！死ぬんじゃあねぇぞ！」

パリンッ！

ギアッチョ「逃がす訳ねぇだろうッ！！」

ミスタが窓を割って出てきた瞬間を狙い、ギアッチョが水面を凍らせようとした時、エミリアはギアッチョの顔面に目掛けて飛び蹴りをかました。

攻撃は当然効いてはいないが、その振動でその場から離れた。

ギアッチョ「テメェ･･･！ガキィ！」

エミリア「邪魔はさせねェぞ！ブケメン野郎！」

と、ドッペル・ゲンガーでギアッチョに拳を叩き込むが、相変わらず装甲が硬くて攻撃が届かない。

ギアッチョ「ブケメンってなんだァ！！ブケメンって！！ブスなのかイケメンなのかどっちかにしろォ！！くっつけたら意味分かんねェじゃねェか！ボケがァ！！」

そう言って、水面を凍らせてきたギアッチョだが、エミリアは追いつかれぬ様にドッペル・ゲンガーに引っ張てもらい氷を避ける。