まさかジョジョの世界にトリップするとは･･･ (ページ40)

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38話　ヴェネツィアに向かえ！ページ40

どうやら等々来た彼が来たようだ。
彼とは誰か？そんなの決まっている。

暗殺チームのギアッチョだ。

ジョルノ「敵だッ！いつの間にか車の屋根に乗っているッ！ミスタッ！なにをしているんだ！屋根ごと敵を撃ち抜くんですッ！」

残念ながらミスタも指が窓にひっついて千切れているため、銃が撃てない状況だ。

ミスタ「この車･･･ものすごいスピードで冷やされている。冷たいと感じる暇もなく指と耳が凍って窓に引っ付き、ぽっきり取れたのに気付かねェ程凄まじく･･･今顔を引っ剥がさなきゃ、脳みそまで冷やされる。かといって顔面を犠牲にすんのはよォ･･･」

ジョルノ「！」

ギアッチョ「む？亀はどこだァ？車の中に亀がいねェじゃねェか･･･テメェらトリッシュやブチャラティたちとは一緒じゃあねェのかァ？態々別行動してるってことは･･･分かったぜッ！

つまり何かそれ程大切な物を取りに行く任務か･･･写真の場所、ヴェネツィアの駅に何かあるなッ！」

その時、ミスタの千切れた指から血が吹き出した。その時を待っていたかのように、ミスタは天井に向けて銃を発泡した。

しかし、ギアッチョは氷を身に纏っているため、銃弾が通らなかった。

車の中の気温もどんどん下がり、車の中が更に凍りついた。

ミスタ「いつまでも車を走らせてんじゃあねェ！」

ジョルノ「既に努力はしていますッ！しかし、ブレーキペダルが凍って下がらないんですッ！
ハンドルもヤバいッ！エンジンは燃焼しているから･･･止まらない様ですがッ。車体の表面は･･･マイナス100度は間違いなく行っているッ！しかもあまりにも早くッ！」

エミリア「これが敵の能力と言う訳か･･･最悪だッ。ジョルノ！何とかならないのか！？車をカエルに変えるとかッ！お前の力で何とかしてくれッ！」

ジョルノ「それも既に努力しました･･･しかし、マイナス100度の中で生まれる生物はいませんッ！」

エミリア「あぁ･･･マジ最悪ッ」